いみしん新聞・常陸の国

少し掘り下げたテーマや画像について考えてみる

官民の不祥事いつまで続く・・

2005-12-06 11:00:13 | 世相・意見
日本国内で競争しない「官尊民卑」の意識は何も変わっていない。連日のように日替わりで公共工事の談合を取り仕切る地方自治体あり民営化された公社も同じである。
税金をむさぼり続けていつも増税で後始末しようとする。
おかげで保護を受けた業界も「技術の向上も競争力も付かないまま淘汰されず寄生のまま生き残ろうとする」挙げ句の果てに反社会的「業界談合」の不正競争入札が後を絶たない。
公正取引委員会が不正と見る価格カルテルは「懇親会」とか「研修会」等名目はどうであれ「業界が集合するのは違反である」・・公正な競争者の切磋琢磨は「価格競争力」だけである。不正の温床になる国内では政治力もいらないのだ。

倒壊するマンションを建てた業界には「コストダウンの暗黙の圧力があった」と言い逃れをしている。何を言うか!「コストダウンは技術の向上や合理化や改善で行う」性能や機能を落とさず価格引き下げを出来る事を言うのだ。
安く作れと言われたから「毒まんじゅうを作って」食べさせるのか。違うだろう。・・こんな輩がバッコする業界がまだ21世紀に入った日本の中にいるのだ。
財界のトップが「適正な価格で企業が成り立つのが望ましい」と発言は変だよ。「価格競争力のない企業は淘汰されなければ未来は開けない」と言うべきだろう。世界にはそんな理屈は通じない。
業界のナンバーワンになるには全て「価格競争力」だけである。それ以外はない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする