いみしん新聞・常陸の国

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議会の監視能力が弱い・・

2006-12-04 08:00:01 | 世相・意見
国会も地方も議会による監視機能が弱いので戦後60年過ぎても「民主主義が根付かない」。
いまだ官僚主義により社会が歪みどうにもならない。人心が荒れてきている・・
二〇〇六年になるのに「国会の議会による監視機能が十分に働かない」ましてや「地方議会など監視機能などあり得ない状況が続いているのである」
権力を握った首長はすぐ腐敗が付きまとうのである。
巷の例をあげれば・・  
①人口一万三千人しかいない北海道夕張市の首長提出の予算(案)が不正でも地方市議会を通過して累積赤字が三六〇億円近くまで放置されて破綻している。
②地方行政と地方議会は全国似たり寄ったりで・・「地方議会が予算を作った実績がない」あれば何処か聞きたい。
③地方議会には「予算案を練り上げる知識の専門家が存在しない偽議会なのである」・・専門組織も存在しない。
首長(行政側)の提出予算の99%が「原案通りの可決である」・・要するに議会の役目を99%果たしていないのである。
④国政の国会にも「予算立案の専門家がいないので予算立案の能力がない」その組織さえない立法府に国の最高機関と言う国会議員を多数見かける」・・
明らかに三流以下の議員ばかりである。だから戦後60年間の国政で九百兆円近くの赤字になる。
また年間の国家予算より2・5倍の二百兆円はあると言われる官僚の天下り先「特別会計に国会の監視機能がない伏魔殿を容認する羽目になるのである」

このように戦後60年間以上も民主主義の根本の「議会の予算作成能力がない」
また「行政の監視機能がない」日本の国家運営が「官僚主義の暴走を許してきたのだ」・・
今後は先々四半世紀25年間を見ても人口減でまた人材不足になるだろう日本は沈滞と衰退の未来が待ちかまえている。
現状の国家運営はすでに破綻している。放置が長引けば国政上に日本人の流血事態になりかねない。
「痛みを感じるのは国民ばかりではない。為政者とその運営者たちもである。・・気付いているだろうか」 (トップへ戻る)
コメント
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