いみしん新聞・常陸の国

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時代は既成の投げ売り ・・

2009-02-15 14:23:00 | 世相・意見
2009年は昨年秋から米国発の金融危機が続いて日本は不景気に突入している。
工業の製造現場の減産が3割近くに達して派遣業の労働者が契約を打ち切られて失業している。
これらの人たちが3月末で推定40万人になるのではと言われる。
社会が消費の無駄を引き締めて商品が売れず商売が成り立たない。
特に高額商品はブランドの威力が通じない値崩れが起きている。
「時代が既成をバーゲンセールしている」。

2009年は現在を投げ売りして未来を求める時代の入り口にいる。
世界的に既成の価値観の崩壊が始まったのではないか。
精神的にも自由の制限と秩序の厳格が時代の要求になってきた。
「人の選択権の行使は対等であり尊重することが社会の規範」に成りつつある。
違反することは厳罰化されて人権が制限される。
国家も世界的に同じではないか。
「国民の選択権の行使は対等であり尊重することが世界の規範」に進みつつある。
違反する為政者は孤立を招きそのような国家の活動が制限される。
経済もグローバル化した現在には力の政策である砲艦外交に前世紀の思考では生きられない。
失われてゆく環境に配慮した新しい時代の概念と思考が求められるがまだ見つからないのである。
21世紀に入り世界は人も国家も10年近い混沌とした失われた時代に苦しんでいる。
このような時代背景に思えてならない。(前回の関連記事へ) (次回の関連記事へ) (トップへ戻る) 
コメント
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