今にも雨が降りそうな曇り空の中、今日は羽田空港国際線ターミナルへ来ています。と言っても飛行機に乗るわけではなく、ただの観光です。ランチを食べて、ビルのオープンの時に有名になった江戸小路をぶらついてみようと言う目論見です。ですが、第一の目的はJALのマイレージの消費。ほぼ1年前には国内線の方でランチ&買い物をしましたが、そのときのICポイントがまだ少し残っていて、期限が6月一杯。今月中に消費しないと失効するので、今日の訪問になりました。
京浜急行に新しくできた国際線ターミナル駅を降りて、エレベータで3Fの出発ロビーへ。国内線に比べると旅客の数も少ないせいか、思ったよりも殺風景です。ただスペースだけはたっぷり取られていて、駅のホームなんかだだっ広くて立派です。国内線では京急の改札を出た所から色んな店舗が並んでいますが、こちらではそんなこともありません。
見所は出発ロビーを見下ろす4Fの江戸小路、ここだけです。江戸小路と言うだけあって江戸風の街並みを再現していますが、トイレなどの案内表示がそぐわず、無粋に思えてしまいます。まあ色んな国の方がみえることを考えるとしようがないのかもしれません。
ランチに選んだのは、日本の旬の味 百膳という和食のお店です。有名なうどんのお店、つるとんたんの隣に位置します。入店したのは11時少し前で、朝食の時間帯でしたが、すぐに切り替わるということなので入店。客の入りはまばらで、奥の方の静かな席に案内されました。でも待っている最中から客が入り始め、食べ終わる頃には八分ぐらいの入り。
我々がお願いしたのはいずれも重箱に小鉢と主菜1品、豆腐、汁という重箱一菜から。私は和牛の黒胡椒焼き\2,300-、女房は本日の鮮魚煮付け\2,300-をお願いしました。主菜以外のセットは同じです。重箱の小鉢は左上から時計回りに玉蜀黍の擂り流し、叩き胡瓜の和え物、胡麻豆腐、肉団子の餡かけでしょうか。真ん中に立てかけてある串は上から、何かの寒天寄せ、玉子焼、つくねです。いずれもおいしかったですが、一番気に入ったのは胡瓜の和え物。紫蘇の風味が爽やかでした。豆腐はおそらく自家製の汲み出し豆腐でしょうか。まだ豆乳のままの部分もあり、大豆が感じられました。御飯は普通の御飯と新生姜の御飯を選べます。二人とも新生姜の御飯をチョイス。御飯の量は少なめです。若い人、大食いの人には物足りないかも。お吸い物には素麺ととさか海苔、青葱が入っています。出汁の取り方が、普通の和食店のお吸い物とはちょっと違うような。ひょっとするといりこをつかっているのかも。味付けは全体的に無難な傾向です。それだけに印象に残るものが少なかったですが、お吸い物だけが ん?という感じです。
和牛の黒胡椒焼はミディアム程度の焼具合の牛が5,6切れ。多くもなく、少なくも無しと言った所でしょうか。醤油ベースのタレにつけて頂きます。ほどほどに柔らかくおいしかったですが、脂身との境のすじの所が固かったのが残念でした。付合せは焼いた椎茸に茄子、獅子唐、プチトマト。特に肉の下に敷かれた茄子は肉汁が浸みこんでおいしかったです。
女房のお願いした本日の鮮魚の煮付は、サンプルの写真と同じ鯛の兜煮です。なかなか立派なものです。私などは兜煮よりも煮汁のしみ込んだ焼豆腐と葱の方に目が行ってしまいましたが。こちらも味がよく滲みていておいしかったそうです。
お腹が一杯になった後は江戸小路を散歩し、少し買い物もしてICポイントをすべて使い切った土曜のランチでした。
店舗情報:
日本の旬の味 百膳(ひゃくぜん)
羽田空港国際線ターミナル4F 江戸小路
03-6428-0425
2011年6月18日(土)
京浜急行に新しくできた国際線ターミナル駅を降りて、エレベータで3Fの出発ロビーへ。国内線に比べると旅客の数も少ないせいか、思ったよりも殺風景です。ただスペースだけはたっぷり取られていて、駅のホームなんかだだっ広くて立派です。国内線では京急の改札を出た所から色んな店舗が並んでいますが、こちらではそんなこともありません。
見所は出発ロビーを見下ろす4Fの江戸小路、ここだけです。江戸小路と言うだけあって江戸風の街並みを再現していますが、トイレなどの案内表示がそぐわず、無粋に思えてしまいます。まあ色んな国の方がみえることを考えるとしようがないのかもしれません。
ランチに選んだのは、日本の旬の味 百膳という和食のお店です。有名なうどんのお店、つるとんたんの隣に位置します。入店したのは11時少し前で、朝食の時間帯でしたが、すぐに切り替わるということなので入店。客の入りはまばらで、奥の方の静かな席に案内されました。でも待っている最中から客が入り始め、食べ終わる頃には八分ぐらいの入り。
我々がお願いしたのはいずれも重箱に小鉢と主菜1品、豆腐、汁という重箱一菜から。私は和牛の黒胡椒焼き\2,300-、女房は本日の鮮魚煮付け\2,300-をお願いしました。主菜以外のセットは同じです。重箱の小鉢は左上から時計回りに玉蜀黍の擂り流し、叩き胡瓜の和え物、胡麻豆腐、肉団子の餡かけでしょうか。真ん中に立てかけてある串は上から、何かの寒天寄せ、玉子焼、つくねです。いずれもおいしかったですが、一番気に入ったのは胡瓜の和え物。紫蘇の風味が爽やかでした。豆腐はおそらく自家製の汲み出し豆腐でしょうか。まだ豆乳のままの部分もあり、大豆が感じられました。御飯は普通の御飯と新生姜の御飯を選べます。二人とも新生姜の御飯をチョイス。御飯の量は少なめです。若い人、大食いの人には物足りないかも。お吸い物には素麺ととさか海苔、青葱が入っています。出汁の取り方が、普通の和食店のお吸い物とはちょっと違うような。ひょっとするといりこをつかっているのかも。味付けは全体的に無難な傾向です。それだけに印象に残るものが少なかったですが、お吸い物だけが ん?という感じです。
和牛の黒胡椒焼はミディアム程度の焼具合の牛が5,6切れ。多くもなく、少なくも無しと言った所でしょうか。醤油ベースのタレにつけて頂きます。ほどほどに柔らかくおいしかったですが、脂身との境のすじの所が固かったのが残念でした。付合せは焼いた椎茸に茄子、獅子唐、プチトマト。特に肉の下に敷かれた茄子は肉汁が浸みこんでおいしかったです。
女房のお願いした本日の鮮魚の煮付は、サンプルの写真と同じ鯛の兜煮です。なかなか立派なものです。私などは兜煮よりも煮汁のしみ込んだ焼豆腐と葱の方に目が行ってしまいましたが。こちらも味がよく滲みていておいしかったそうです。
お腹が一杯になった後は江戸小路を散歩し、少し買い物もしてICポイントをすべて使い切った土曜のランチでした。
店舗情報:
日本の旬の味 百膳(ひゃくぜん)
羽田空港国際線ターミナル4F 江戸小路
03-6428-0425
2011年6月18日(土)