土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

神田 尾張屋本店(蕎麦) JR山手線神田駅

2011-10-07 22:06:26 | 神田
今週は仕事で神田へ来ています。神田駅から中央通りへ出てぶらついていると、ビルが林立した完全なオフィス街です。所が、さすがは神田、ちょっと大通りを外れたりすると昔ながらの詫びた佇まいのお店が結構残っています。今週は特にそういったお店を狙ってランチにしました。名付けて神田レトロランチ!第一弾は大正12年創業と言うお蕎麦屋さんです。
 
神田駅北口から中央通りを靖国通り方向へ進み、須田町一丁目の交差点を右に曲がってすぐの所にあるのが神田尾張屋本店です。大正12年と言えば西暦では1923年、創業してから90年近くと言う老舗のお蕎麦屋さんです。写真ではよく伝わらないかもしれませんが、木製の灯篭や店構えに雰囲気があります。
  
この日は12時20分頃入店。入口を入ってすぐのところは土間でレジと作業場、すぐ左に調理場で、その奥が階段4,5段の中2階になっていてテーブル席があります。店内は昭和の臭いが漂っていてレトロ感満載です。ほぼ満席でしたが、運よく二人掛けのテーブルに一人で着くことができました。2階にも席があるようで、数人連れの方はそちらへ案内されていました。さて何にしようかとメニューを見ますが一通りのものは揃っています。天ぷらや鴨系は千円以上とお高くなりますが、千円以内で食べられるメニューも多くあります。やっぱり最初は盛りだよなと思っていると、盛りの横に重ねせいろなるものがありました。これ以外にも重ねおろしとか重ねとろろとか、やたら重ね何とかというメニューがあります。値段を見ても盛り2枚よりはずっとお得。重ねせいろ\892-に決めました。
 
お昼の混雑時とあって相席になりますが、回転がいいので他の席がすぐに空き、座った方がそちらへ案内されることが二度ほど続き、漸く重ねせいろが登場しました。蒸籠は薄めですがちゃんと二段になっています。蕎麦は細めです。まずは蕎麦つゆを控えめにつけて一啜り。茹で方は固めで、そのせいか喉越しも多少悪くなっているような気がします。つゆはどちらかと言うと辛めですが、甘みもしっかりあり、ダシも変に突出せずよく効いています。このつゆは私の好みです。蕎麦の量は二段で普通の大盛りほどでしょうか。寒くなったら暖かい蕎麦の種ものを試してみたいと思わせます。
昭和の雰囲気にまとわれた神田のレトロランチでした。

店舗情報:
神田尾張屋本店
東京都千代田区神田須田町1-24-7
03-3256-2581
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通り方面へ行き、須田町一丁目の交差点を右に曲がってすぐ左。鰻のきくかわの1軒おいた隣。駅から歩いて4、5分。
2011年10月4日(火)
コメント
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