これまでのph測定に使用してきた湧き水は、自宅の飲み水として汲み置いている小諸の弁天清水(信州名水50選)でしたが、より正確に畑の状況を知るために畑の湧き水を調べてみることにしました。ススキ原はこの湧き水の周辺に広がっています。土砂崩落防止のために組んであるブロックの下から、ちょろちょろと絶え間なく水が湧き出しています。
<サンプルA:畑の湧き水>
ph7.09
※弁天清水と大差ない弱アルカリ性
この湧き水を使って、一昨日の測定ではいまいちはっきりしなかったススキの茎を再度抽出してみます。
<サンプルB:ススキの茎抽出液>
畑の湧き水ph7.09にススキの茎を投入→ph7.09 ※抽出時間5分
※その後、抽出時間10分でph7.11、30分でph7.12、70分でph7.14
続いて、同じ条件でブタクサの茎も再び抽出。
<サンプルC:ブタクサの茎抽出液>
畑の湧き水ph7.09にブタクサの茎を投入→ph7.13 ※抽出時間5分
※その後、抽出時間10分でph7.24、15分でph7.28、40分でph7.50、60分でph7.60
今日のブタクサからは11月1日と同程度にアルカリが抽出されました。抽出度がいまひとつだった昨日のブタクサでも抽出時間30分でph7.22までは上昇したので、ブタクサがススキよりも高濃度にアルカリを集積していると言って問題無さそうです。
このようなアルカリ集積度の差が何に起因するのか。今のところ、土壌表面からの水分蒸散による塩類濃縮(いわゆる塩害のメカニズム)が仮説として有力であると考えています。
<サンプルA:畑の湧き水>
ph7.09
※弁天清水と大差ない弱アルカリ性
この湧き水を使って、一昨日の測定ではいまいちはっきりしなかったススキの茎を再度抽出してみます。
<サンプルB:ススキの茎抽出液>
畑の湧き水ph7.09にススキの茎を投入→ph7.09 ※抽出時間5分
※その後、抽出時間10分でph7.11、30分でph7.12、70分でph7.14
続いて、同じ条件でブタクサの茎も再び抽出。
<サンプルC:ブタクサの茎抽出液>
畑の湧き水ph7.09にブタクサの茎を投入→ph7.13 ※抽出時間5分
※その後、抽出時間10分でph7.24、15分でph7.28、40分でph7.50、60分でph7.60
今日のブタクサからは11月1日と同程度にアルカリが抽出されました。抽出度がいまひとつだった昨日のブタクサでも抽出時間30分でph7.22までは上昇したので、ブタクサがススキよりも高濃度にアルカリを集積していると言って問題無さそうです。
このようなアルカリ集積度の差が何に起因するのか。今のところ、土壌表面からの水分蒸散による塩類濃縮(いわゆる塩害のメカニズム)が仮説として有力であると考えています。