一時は大雪警報となったものの、結局、昨日の雪は夕刻で止み、5cmちょっとの積雪で済みました。
一夜明けて諏訪神社を再び訪ねると、社殿前の旗竿脇で、クリスマスツリーとして有名な「ウラジロモミ」が優美に立っていました。諏訪大社では、このウラジロモミが御柱に用いられており、神事の中核を担う重要な存在となっています。
樹下から見上げると、老衰かと錯覚するような白さが目に付きますが、葉裏の白い縁取りがその原因であり、名前の由来ともなっています。
ウラジロモミの仲間には、「モミ」と「シラビソ」がありますが、生育に適した標高がそれぞれ異なり、標高1,000m以下にモミ、標高1,000~2,000mにウラジロモミ、そして、標高1,500~2,500mにはシラビソが自生するそうです。
モミ類は、内陸の乾燥地を好む樹種であり、Y字のように付き上がった軽やかな枝振りが特徴です。幹や枝が繊細なので積雪に弱く、雪深い信州北部ではモミよりも「スギ」の方が適した樹種となります。逆に、当地(信州中部)のような雪が少ない地域においては、冬場の水不足に耐えられず、スギは茶色く枯れ上がってしまうようです。
一夜明けて諏訪神社を再び訪ねると、社殿前の旗竿脇で、クリスマスツリーとして有名な「ウラジロモミ」が優美に立っていました。諏訪大社では、このウラジロモミが御柱に用いられており、神事の中核を担う重要な存在となっています。
樹下から見上げると、老衰かと錯覚するような白さが目に付きますが、葉裏の白い縁取りがその原因であり、名前の由来ともなっています。
ウラジロモミの仲間には、「モミ」と「シラビソ」がありますが、生育に適した標高がそれぞれ異なり、標高1,000m以下にモミ、標高1,000~2,000mにウラジロモミ、そして、標高1,500~2,500mにはシラビソが自生するそうです。
モミ類は、内陸の乾燥地を好む樹種であり、Y字のように付き上がった軽やかな枝振りが特徴です。幹や枝が繊細なので積雪に弱く、雪深い信州北部ではモミよりも「スギ」の方が適した樹種となります。逆に、当地(信州中部)のような雪が少ない地域においては、冬場の水不足に耐えられず、スギは茶色く枯れ上がってしまうようです。