駒形神社の北西に立つ水神の石碑。赤岩が多数出土する石峠区の湧水は「赤岩用水」と呼ばれ、真楽寺の「大沼用水」および剣ヶ峰中腹の「水出用水」と並んで、小諸市北東部(北大井)の農業振興地域を支える三大用水の一つとなっています。
石碑の立つ場所は、直ぐ上に水源と思われるイチイ林が広がっていますが、湧水量が減っており水路にほとんど水が見られません。周辺の宅地開発や農地整理が影響して、地下水脈が変わってしまったのでしょうか。
現在は、駒形神社の真北に位置するヒノキ林の周辺が主要な水源となっているようで、幾筋かの湧水が合わさって、駒形神社の脇に流れ込んでいます。
ヒノキ林下の湧水
下流に見える駒形神社
ヒノキ林の中は、青々とした下草に覆われており、地下水脈の存在が感じられます。
林中央には湧水地点と思われる土管。
ヒノキ林の北側にはイチイ林が広がっており、鳥が種を落としたのか、ヒノキの株間にもイチイが割り込んでいます。
林の中に見られるのはイチイの若木ばかりで、ヒノキが自生している雰囲気が全く無いので、ここのヒノキは人工林ではないかと考えられます。それを示唆するように、林の西側には、そこかしこで大きなケヤキが立っていました。かつては、水神樹であるケヤキが一帯に林立し、もっと多くの湧水があったのかも知れません。
#赤岩
#水源
#ケヤキ
石碑の立つ場所は、直ぐ上に水源と思われるイチイ林が広がっていますが、湧水量が減っており水路にほとんど水が見られません。周辺の宅地開発や農地整理が影響して、地下水脈が変わってしまったのでしょうか。
現在は、駒形神社の真北に位置するヒノキ林の周辺が主要な水源となっているようで、幾筋かの湧水が合わさって、駒形神社の脇に流れ込んでいます。
ヒノキ林下の湧水
下流に見える駒形神社
ヒノキ林の中は、青々とした下草に覆われており、地下水脈の存在が感じられます。
林中央には湧水地点と思われる土管。
ヒノキ林の北側にはイチイ林が広がっており、鳥が種を落としたのか、ヒノキの株間にもイチイが割り込んでいます。
林の中に見られるのはイチイの若木ばかりで、ヒノキが自生している雰囲気が全く無いので、ここのヒノキは人工林ではないかと考えられます。それを示唆するように、林の西側には、そこかしこで大きなケヤキが立っていました。かつては、水神樹であるケヤキが一帯に林立し、もっと多くの湧水があったのかも知れません。
#赤岩
#水源
#ケヤキ