とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ウラジロモミ

2023年02月11日 | 日記
一時は大雪警報となったものの、結局、昨日の雪は夕刻で止み、5cmちょっとの積雪で済みました。

一夜明けて諏訪神社を再び訪ねると、社殿前の旗竿脇で、クリスマスツリーとして有名な「ウラジロモミ」が優美に立っていました。諏訪大社では、このウラジロモミが御柱に用いられており、神事の中核を担う重要な存在となっています。


樹下から見上げると、老衰かと錯覚するような白さが目に付きますが、葉裏の白い縁取りがその原因であり、名前の由来ともなっています。






ウラジロモミの仲間には、「モミ」と「シラビソ」がありますが、生育に適した標高がそれぞれ異なり、標高1,000m以下にモミ、標高1,000~2,000mにウラジロモミ、そして、標高1,500~2,500mにはシラビソが自生するそうです。

モミ類は、内陸の乾燥地を好む樹種であり、Y字のように付き上がった軽やかな枝振りが特徴です。幹や枝が繊細なので積雪に弱く、雪深い信州北部ではモミよりも「スギ」の方が適した樹種となります。逆に、当地(信州中部)のような雪が少ない地域においては、冬場の水不足に耐えられず、スギは茶色く枯れ上がってしまうようです。

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諏訪神社

2023年02月10日 | 日記
本日は朝から吹雪です。佐久盆地では、大寒期にほとんど雪が無く、立春を過ぎて気温が上がり出す頃(雨水の前後:2月10日~25日)に、南岸低気圧に乗った雪雲が南西から流入して降雪が増えるのが例年の傾向です。凍えそうな強風でしたが、自宅に待機していても身体が鈍るので、しっかり防寒対策をして日課のウォーキングに出掛けました。

帰路、旧北国街道沿いにある諏訪神社に立ち寄りました。


風神の社だけあって、境内には見事な風神樹(黒松や赤松)が林立しています。


黒松はオマツ、赤松はメマツとも呼ばれるそうで、社殿右手には2種の松が夫婦のように並んでいました。
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両手鎌 使い分け

2023年02月07日 | 日記
新たに購入した藪切鎌と合わせて、現在、3種の鎌を状況に応じて使い分けています。畑用の軽量鎌(刃の重量:80匁以下)は、いずれも片手鎌として販売されているので、立鎌や三角ホーの長柄を転用して両手鎌に仕立て直してあります。


各鎌の用途は、写真左から順に
三日月鎌(薄刃):畝上の細かい草管理。
下刈鎌(中厚刃):畝間の大まかな草管理、および、通路や土手における春~夏の柔らかい草の刈り払い。
藪刈鎌(中厚刃):通路や土手における夏~秋の太くて硬い草の刈り払い。冬の木質化した枯れ茎の刈り倒し。
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藪切鎌

2023年02月06日 | 日記
今冬は、ほんまもん本店の土佐打ち刃物の中から「藪切鎌(両刃)」を購入して試しています。登り型の造林鎌に似た形状ですが、鎌首部分が後方にのけぞっているので、根本部分を薙刀のように働かせる事が出来ます。




昨秋、太くなったブタクサを刈り倒すのに「下刈鎌(両刃)」タイプを使っていたところ、硬い茎に何度もぶつかった事で柄が割れてしまいましたが、この鎌ならその心配は無さそうです。

山林の下草管理を想定した柄の短い片手鎌として販売されているので、例によって、3尺5寸の長柄に交換して両手持ちにしています。
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百舌鳥

2023年02月05日 | 日記
立春明けの本日。朝方は分厚い雲に覆われていましたが、10時過ぎから晴れ渡りました。


畑では、近隣を縄張りにしている百舌鳥(写真は雌)が元気に飛び回っています。蝶や蛾の幼虫やイナゴなどの成虫を主食にしているようですが、虫のいない冬場はどうやって食糧を確保しているのか不思議です。


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