朝日新聞3月2日、土曜日は別刷りbeが発行される。
この中で「beランキング」がある。
今回は「行ってみたい太陽系の天体」でした。
身近な星でジャンプ、種まき
人類が初めて月に降り立ってから今年で半世紀。この間、太陽系の星々の探査が進み、
宇宙はグンと身近になりました。大気や温度など過酷な条件、宇宙船搭乗の実現可能性を
無視して、行ってみたい太陽系の天体を読者に選んでもらうと、たくさんの夢が
描かれました。
1位は地球に最も近い月。回答者の半数以上の支持を集めた。重力が地球の6分の1の
月面で「どれくらい高く跳べるか調べたい」(大分、54歳女性)、「サッカーボールを
蹴れば、どんなことが起こるのか、宙に浮いたボールをどう扱えばよいのかと考えただけ
でワクワク」(岡山、48歳男性)。
支持者の多くが「月から青い地球を眺めたい」と願った。「地球のニュースを受信し、
地球の住民に思いをはせ、月からの提唱や警告を発信したい」(茨城、70歳男性)、
「世界観や人生観が変わると聞いた。地球人全員がそうすれば、戦争や紛争、国境争い
がなくなるかも」(東京、57歳男性)。
満月には餅をつくウサギが見える。「一日の出来事を空に向かって報告するほど月好きな
息子と一緒に月へ行き、ウサギを探してみたい」(大阪、37歳女性)
SFの小説や映画でよく取り上げられてきた2位の火星。「宇宙人が来るといえば
火星から。タコのような想像画を見てきた者としては存在を確かめたい」(愛知、68歳女性)。
千葉の男性(68)は小学生の時、エドガー・ライス・バローズの『火星シリーズ』を
全巻読み、今も憧れの地だ。「火星の動物や火星人、プリンセスも出てきて想像を膨らませて
くれた」。太陽系の惑星の中で地球の環境に最も近いからか、「地球の野菜の種をまいて
作物を育てたい」(愛知、62歳男性)という回答もあった。
土星はその環(わ)の形状が人々の夢をかき立て、3位に。「環に座って環の氷でオンザ
ロックを飲み、無限の宇宙を眺める」(愛媛、69歳男性)、「子どものころ、魔法の薬を
飲んで巨大化し、土星の環でフラフープができると夢想した」(静岡、40歳男性)。
4位の金星。「明けの明星、宵の明星のなんときれいなことか」(千葉、66歳男性)。
英語名はビーナス。「自分も輝き、美しくなれる気がする」(大阪、58歳女性)
5位の木星はクラシック音楽の印象が強いようだ。「ホルストの組曲『惑星』のイメージと
一致しているか見てみたい」(秋田、52歳女性)
文学作品で宇宙に思いをはせるのは6位の太陽も同じだ。「宮沢賢治の『よだかの星』の
よだかがめざした太陽にまず行き、帰りは、よだかの星と思われるカシオペヤ座に寄り道
したい」(静岡、69歳女性)
冥王星は2006年に惑星から準惑星に「降格」。軌道上にほぼ同じ大きさの天体エリスが
発見され、惑星の条件を満たさないとされたからだ。「小学校時代、一生懸命覚えた
『すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい・めい』なのに」(東京、72歳男性)。
そんな「同情票」を集め、海王星や天王星を押しのけて7位に入った。
■日本の探査続々、パソコンで周遊
国立天文台(東京都三鷹市)の山岡均准教授(53)は「太陽系に関する催しをすると
人々の関心の高まりを実感します」。最近注目されているのが、20位の小惑星リュウグウ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が2月22日、着陸に成功した。
「まるで星の王子様の立つ星に見える」(兵庫、67歳女性)
「これに乗って76年で一周し、太陽系のすべてを観光したい」(東京、63歳男性)と
いうのは、懐かしい8位のハレー彗星(すいせい)だ。
ところで、国立天文台の無料ソフト「Mitaka(ミタカ)」は、パソコンの画面で
太陽系の疑似周遊旅行を探査機に乗ったような気分で楽しめる。現実の月観光旅行はひと
まず富豪たちに任せておこう。
(辻岡大助)
<調査の方法> 朝日新聞デジタルの会員登録者を対象に1月にアンケート。編集部作成
のリストから、行ってみたい太陽系の天体をいくつでも選んでもらった。回答者は1366人。
21位以下はエリス(太陽系外縁天体)、フォボス(火星の衛星)、へール・ボップ彗星、
ダイモス(火星の衛星)、カリスト(木星の衛星)など。
⚫管理人の行ってみたい太陽系の天体は、「小惑星イトカワ」です。
小惑星探査機「はやぶさ」(初代)で撮影
赤矢印は、岩塊(ボルダー)「kakuda」です。
ISASチームが命名した、当初「kakuta」でした。
これが公表されたので、地元の管理人はISASの吉川真さんにメールし、
「kakuda」に変更をお願いしました。
変更後、「kakuda」になっています。
角田市は、「かくたし」ではありません、「かくだし」です。
管理人のこだわりです。
岩塊(ボルダー)「kakuda」は、高さ約10mです。
角田市笠島にある「立石」
高さ10m周囲40mの巨大な石です。
管理人は、小惑星イトカワに行き、角田市笠島にある「立石」とほぼ同じ大きさの
岩塊(ボルダー)kakudaに登りたいと思っています。
この中で「beランキング」がある。
今回は「行ってみたい太陽系の天体」でした。
身近な星でジャンプ、種まき
人類が初めて月に降り立ってから今年で半世紀。この間、太陽系の星々の探査が進み、
宇宙はグンと身近になりました。大気や温度など過酷な条件、宇宙船搭乗の実現可能性を
無視して、行ってみたい太陽系の天体を読者に選んでもらうと、たくさんの夢が
描かれました。
1位は地球に最も近い月。回答者の半数以上の支持を集めた。重力が地球の6分の1の
月面で「どれくらい高く跳べるか調べたい」(大分、54歳女性)、「サッカーボールを
蹴れば、どんなことが起こるのか、宙に浮いたボールをどう扱えばよいのかと考えただけ
でワクワク」(岡山、48歳男性)。
支持者の多くが「月から青い地球を眺めたい」と願った。「地球のニュースを受信し、
地球の住民に思いをはせ、月からの提唱や警告を発信したい」(茨城、70歳男性)、
「世界観や人生観が変わると聞いた。地球人全員がそうすれば、戦争や紛争、国境争い
がなくなるかも」(東京、57歳男性)。
満月には餅をつくウサギが見える。「一日の出来事を空に向かって報告するほど月好きな
息子と一緒に月へ行き、ウサギを探してみたい」(大阪、37歳女性)
SFの小説や映画でよく取り上げられてきた2位の火星。「宇宙人が来るといえば
火星から。タコのような想像画を見てきた者としては存在を確かめたい」(愛知、68歳女性)。
千葉の男性(68)は小学生の時、エドガー・ライス・バローズの『火星シリーズ』を
全巻読み、今も憧れの地だ。「火星の動物や火星人、プリンセスも出てきて想像を膨らませて
くれた」。太陽系の惑星の中で地球の環境に最も近いからか、「地球の野菜の種をまいて
作物を育てたい」(愛知、62歳男性)という回答もあった。
土星はその環(わ)の形状が人々の夢をかき立て、3位に。「環に座って環の氷でオンザ
ロックを飲み、無限の宇宙を眺める」(愛媛、69歳男性)、「子どものころ、魔法の薬を
飲んで巨大化し、土星の環でフラフープができると夢想した」(静岡、40歳男性)。
4位の金星。「明けの明星、宵の明星のなんときれいなことか」(千葉、66歳男性)。
英語名はビーナス。「自分も輝き、美しくなれる気がする」(大阪、58歳女性)
5位の木星はクラシック音楽の印象が強いようだ。「ホルストの組曲『惑星』のイメージと
一致しているか見てみたい」(秋田、52歳女性)
文学作品で宇宙に思いをはせるのは6位の太陽も同じだ。「宮沢賢治の『よだかの星』の
よだかがめざした太陽にまず行き、帰りは、よだかの星と思われるカシオペヤ座に寄り道
したい」(静岡、69歳女性)
冥王星は2006年に惑星から準惑星に「降格」。軌道上にほぼ同じ大きさの天体エリスが
発見され、惑星の条件を満たさないとされたからだ。「小学校時代、一生懸命覚えた
『すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい・めい』なのに」(東京、72歳男性)。
そんな「同情票」を集め、海王星や天王星を押しのけて7位に入った。
■日本の探査続々、パソコンで周遊
国立天文台(東京都三鷹市)の山岡均准教授(53)は「太陽系に関する催しをすると
人々の関心の高まりを実感します」。最近注目されているのが、20位の小惑星リュウグウ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が2月22日、着陸に成功した。
「まるで星の王子様の立つ星に見える」(兵庫、67歳女性)
「これに乗って76年で一周し、太陽系のすべてを観光したい」(東京、63歳男性)と
いうのは、懐かしい8位のハレー彗星(すいせい)だ。
ところで、国立天文台の無料ソフト「Mitaka(ミタカ)」は、パソコンの画面で
太陽系の疑似周遊旅行を探査機に乗ったような気分で楽しめる。現実の月観光旅行はひと
まず富豪たちに任せておこう。
(辻岡大助)
<調査の方法> 朝日新聞デジタルの会員登録者を対象に1月にアンケート。編集部作成
のリストから、行ってみたい太陽系の天体をいくつでも選んでもらった。回答者は1366人。
21位以下はエリス(太陽系外縁天体)、フォボス(火星の衛星)、へール・ボップ彗星、
ダイモス(火星の衛星)、カリスト(木星の衛星)など。
⚫管理人の行ってみたい太陽系の天体は、「小惑星イトカワ」です。
小惑星探査機「はやぶさ」(初代)で撮影
赤矢印は、岩塊(ボルダー)「kakuda」です。
ISASチームが命名した、当初「kakuta」でした。
これが公表されたので、地元の管理人はISASの吉川真さんにメールし、
「kakuda」に変更をお願いしました。
変更後、「kakuda」になっています。
角田市は、「かくたし」ではありません、「かくだし」です。
管理人のこだわりです。
岩塊(ボルダー)「kakuda」は、高さ約10mです。
角田市笠島にある「立石」
高さ10m周囲40mの巨大な石です。
管理人は、小惑星イトカワに行き、角田市笠島にある「立石」とほぼ同じ大きさの
岩塊(ボルダー)kakudaに登りたいと思っています。
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