夏になると「土用」の言葉が話題にのぼります。
今年(2017年)7月25日は「土用の丑の日」でした。
ウナギが例年に比べて廉価とのこと、我が家でも「鰻重」を食しました。
また、8月6日は「土用の二の丑」となっています。
「土用」とは、暦の雑節の一つです。
万物は木・火・土・金・水からなるという「五行説」を4つしかない季節にも適用すべく考案されたもので、
春に木、夏に火、秋に金、冬に水を当てはめた上で、各季節から少しずつかき集めてそれを土に当てはめた
わけです。
各季節の最後(立春、立夏、立秋、立冬の前の)の18日ずつほどを「土」に割り当てます。
これが「土用」、「土旺用事(どおうようじ)」の略です。
現行暦では、太陽の視黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達したときが、それぞれ
春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用の入りで、その期間はおよそ18日間で、各季の土用があけると、
立夏、立秋、立冬、立春です。
2017年は
冬土用:1月17日~2月3日:18日
春土用:4月17日~5月4日:18日
夏土用:7月19日~8月6日:19日
秋土用:10月20日~11月6日:18日
最初の日を「土用入り」、最後の日を「土用明け」といいます。
一般的には立秋前の約18日間の夏土用をさします。
この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
土用は18日前後ですから、その間に丑の日は1または2日あることになります。
今年は8月6日が「土用の二の丑」となっています。
夏の土用に入った3日目を「土用三郎」といって、この日の天候でその年の豊凶を占った。
このころは1年でもっとも暑いときなので、「土用干し」といって衣服や書物などの虫干しをする。
また土用の丑の日に丑湯といって薬湯に入ったり、夏負けしないためウナギの蒲焼きを食べる風習がある。
また薬草は、夏の土用にとったものがとくに薬効があると、昔からいわれている。
土用波:熱帯の洋上で発生した台風の暴風圏から出てくるうねりは、数千kmの海面を伝搬していち早く
日本の太平洋岸に打ち寄せる。これは台風が洋上にある間じゅう継続する。
夏の土用の入り(7月20日前後)がすぎて、日本が太平洋高気圧におおわれておだやかな晴天が続いて
いるときに顕著に現れるところから、俗に特異な季節的現象として〈土用波〉と呼ばれてきた。
今年(2017年)7月25日は「土用の丑の日」でした。
ウナギが例年に比べて廉価とのこと、我が家でも「鰻重」を食しました。
また、8月6日は「土用の二の丑」となっています。
「土用」とは、暦の雑節の一つです。
万物は木・火・土・金・水からなるという「五行説」を4つしかない季節にも適用すべく考案されたもので、
春に木、夏に火、秋に金、冬に水を当てはめた上で、各季節から少しずつかき集めてそれを土に当てはめた
わけです。
各季節の最後(立春、立夏、立秋、立冬の前の)の18日ずつほどを「土」に割り当てます。
これが「土用」、「土旺用事(どおうようじ)」の略です。
現行暦では、太陽の視黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達したときが、それぞれ
春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用の入りで、その期間はおよそ18日間で、各季の土用があけると、
立夏、立秋、立冬、立春です。
2017年は
冬土用:1月17日~2月3日:18日
春土用:4月17日~5月4日:18日
夏土用:7月19日~8月6日:19日
秋土用:10月20日~11月6日:18日
最初の日を「土用入り」、最後の日を「土用明け」といいます。
一般的には立秋前の約18日間の夏土用をさします。
この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
土用は18日前後ですから、その間に丑の日は1または2日あることになります。
今年は8月6日が「土用の二の丑」となっています。
夏の土用に入った3日目を「土用三郎」といって、この日の天候でその年の豊凶を占った。
このころは1年でもっとも暑いときなので、「土用干し」といって衣服や書物などの虫干しをする。
また土用の丑の日に丑湯といって薬湯に入ったり、夏負けしないためウナギの蒲焼きを食べる風習がある。
また薬草は、夏の土用にとったものがとくに薬効があると、昔からいわれている。
土用波:熱帯の洋上で発生した台風の暴風圏から出てくるうねりは、数千kmの海面を伝搬していち早く
日本の太平洋岸に打ち寄せる。これは台風が洋上にある間じゅう継続する。
夏の土用の入り(7月20日前後)がすぎて、日本が太平洋高気圧におおわれておだやかな晴天が続いて
いるときに顕著に現れるところから、俗に特異な季節的現象として〈土用波〉と呼ばれてきた。