4月28日、朝日新聞から
春の褒章の受賞者の発表があった。
懐かしい名前を見つけました。
紫綬褒章受賞者<宇宙科学研究>圦本尚義(北海道大教授)62
平成24年11月17日 和歌山県日高川町で第24回星空の街・あおぞらの街
全国大会が開催されました。
この大会で管理人は、環境大臣賞を受賞しました。
記念講演
演題:「はやぶさ」が持ち帰った宇宙の”おみやげ”
講演者:北海道教授 圦本尚義(ゆりもと ひさよし) 先生
隕石など地球外物質を分析・研究する宇宙惑星科学の権威。
小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトの一員として、はやぶさが2010年
6月13日に持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を分析し、地球で最も多く
発見されている普通コンドライト隕石がイトカワのようなS型小惑星から来た
ことを証明した。
和歌山県日高川町出身。幼い頃は「キラキラしたものが好きだった」と言い、
畑や山できれいな石や昆虫を採集していた。筑波大では鉱物学を学び、
1985年に博士号を取得。地球や太陽系の起源について研究を続けてきた。
★歓迎レセプションの席上、圦本先生からイトカワの微粒子を分析し、イトカワ
の成り立ちを解明した話を伺ったことを思い出しました。
2012年11月20日 和歌山県 日高新報Webから
★11月16日、当時の首相 民主党の野田さんと自民党総裁の安倍さんが
党首討論で衆議院の解散をした日でした。
その結果、全国大会式典には長浜博行 環境大臣、副大臣、政務官が選挙で
忙しくなり、代わって環境事務次官から大臣賞をいただきました。
北海道大学HPから
理学研究院 圦本尚義教授が紫綬褒章を受章
2020年春の褒章において、理学研究院の圦本尚義教授が紫綬褒章を受章すること
になりました。紫綬褒章は、科学技術分野の発見や発明、学術及びスポーツ・
芸術分野における優れた実績を挙げた人に国から贈られるものです。
圦本教授は長年にわたり地球惑星科学の教育・研究に務め、同位体顕微鏡を世界
ではじめて開発する等、国際的に活躍しています。同位体顕微鏡は隕石等に含ま
れる同位体の微小な分布を画像化する装置です。これにより、宇宙の新物質が
次々と発見され、圦本教授の「太陽系の起源」に関する研究は大きく進展して
きました。
2011年には、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」のサン
プルを分析した結果を米科学誌Scienceに発表しました。現在は、今年の12月に
帰還予定の「はやぶさ2」が持ち帰る「リュウグウ」のサンプル分析の準備を
進めています。
https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/04/post-667.html