奇数月の最終金曜日の午後は、名取市にある尚絅学院大学の市民大学講座が名取駅前の同大学の生涯学習
センターで開催されます。
第4回「星の話しあれこれ」は、当初、天体観察会を予定していましたが、天候等で開催出来ない場合を
考え、通常の講義形式となりました。
2週間程前から講義の準備に取り掛かります。テーマも決めていなかったので、最近の話題としました。
つかみは、名取市に関係のある行事から入りました。
10月22日の「名取だよ全員集合!」
11月15日の「熊野の文化へのお誘い」
についてお話し、
11月15日、熊野の講演会の帰り、同じ名取市文化会館で開催されていた「ふるさと名取の歴史展」の
記録の中に江戸時代に寺の記録に「ほうき星」の記述があることから、ステラナビゲータで再現し、
ハレー彗星が名取市で見えたものと特定し、彗星繋がりでアイソン彗星の話題となりました。
彗星の正体、どこからやって来るか、名前の付け方等のお話し、アイソン彗星の見え方もお話しました。
資料は昨日の午後に送っていたので、昨夜から今日の午前中のアイソン彗星で出来事が反映されていません。
SOHO衛星の画像を確認し、急遽、パワーポイントに資料の追加を行いました。
太陽に最接近後、彗星はたなびいていた尾がなくなり、NASAでは核が崩壊、蒸発したと発表したと
お話しました。
続いて、9月中旬、惑星探査機ボイジャー1号が太陽圏を脱出したことを取り上げました。
打ち上げから木星・土星の接近観測、その成果、その後太陽系の果てを目指して飛行していました。
昨年8月25日、太陽圏を脱出したとNASAが発表しました。脱出したという証拠もお話しました。
ボイジャーの今後として、およそ何万年後、何星に接近する、搭載しているゴールデンレコードに
ついてもお話しました。
明後日から12月です。尚絅学院大学はプロテスタント・キリスト教の大学です。
NHK大河ドラマ「八重の桜」から「新島襄」、「熊本バンド」、繋がりで尚絅学院大学のHPから
引用した「尚絅学」の目的や明治期の宣教等についてお話しました。
キリストが誕生したときに現れた「ベツレヘムの星」について、マタイ福音書のお話を、
ベツレヘムの星とは?いろいろな説を取り上げまだ確定されていないことをお話しました。
キリスト教といえば、クリスマスです。クリスマスツリーの一番上のある星が「ベツレヘムの星」です。
名取市でクリスマスツリー飾りをしているところをインターネットで調べましたがありませんでした。
柴田町の例、船岡駅前、槻木駅前、船岡城址公園を取り上げました。
最後に、角田市のスペースタワーコスモハウスでのクリスマスライトアップや
12月22・23日の第5回宇宙クリスマスの案内・告知をして終わりです。
いつも講義時間の90分丁度に終わるのですが、今回は60分余りで終わってしまい申し訳なく思っています。
受講生約40名。手前、机に「宇宙クリスマス」のポスターが見えます。
チラシを希望者に配りました。