昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

枝垂れ桜

2006-04-18 | 自然界
 いい天気になった。いくらいい天気でも、こんなに黄砂がひどいのでは青空は望むべくもない。
 今年初めての真夏日を記録するところもあると言う陽気になった。

 京都府夜久野に出かけて、毎年のように見ている桜に向った。もしや「こごみ」が出ていないかと思って探した。
 環境の荒廃の為だろうが、かつての1/100くらいで10数本の収穫で満足する事にした。ここ2・3年は空振りばかりであったから、まあいいか。

 ここも来年はどうだか。河川改修が進んでいるので駄目かも知れない。

「こごみ」はサッと湯掻いてから食する。くせのない柔らかなサラダになる。
よく巻いた葉で、長さが10cm位までが限度というが、好みによる。


いろいろな成長段階が見られたが、ややシーズンとしては遅かったようである。


この枝垂れ桜はちょっとほかでは見られないほど美しい。緑化センターであるので、手入れが良く行き届いている。バスツアーが出るほどで、今日も観光バスが来ている。


春の霞に煙る桜と野山は、いい感じである。しかし、黄砂と思うと興がそがれる。最近は黄土高原の砂が、煤煙などで余計にひどくなっているらしい。


梅の花がシーズンを終わろうとしている。枝垂れ桜を背景に、霞に包まれた野山を引き立て役に、最後の一輪の命を真っ当うさせている。


折しも通りかかった女性の和服姿は、茶室でお薄を立てる彼女だった。


本部のロータリーの桜の下には、ボランテイアの人たちが、一日中桜のお守りをしている。