昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

東大寺(鹿)

2007-02-19 | 旅の風物
 境内を散策する。
 いたるところに鹿の糞が転がっている。草は地面から出た緑の新芽を食べられ、それでも枯れることもなく緑色の丘を作る。


七重の塔の天辺に飾られていた相輪である。
 七重と言うのは、ここ東大寺のほか西大寺とかに記録が残っているが、昭和の御代に七重の塔が作られた。
 大阪であった世界万国博覧会の会場に建てた物だ。その記念として天辺の相輪がここに置かれている。巨大で大仏殿の境内に相応しく見える。


この鹿はそばに寄ってきて、何を訴えているのでしょうか。目線を離さない。


鹿も参詣する。


暖かそうな毛並みだね。


この鹿は木陰でじっと動かない。もうすでに今夜の塒をこの木の下と確保したのだろうか。まだ日没までには1時間はあるというのに。はぐれ1匹鹿かも知れない。木の陰で石段の傍で近寄っても動かない。


 その石段の道の反対側の斜面に、伸び放題の紅梅の木があった。香りを求めるには少し高すぎる。