昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

北陸の宮の話

2013-07-23 | 歴史・文化遺産
地元出身の歌人の詩である。
 秋深き親不知  君と来て佐渡をば 呼べり 
 君遠し 海は鳴れども とどろきて 心打つのみ 
 山の上に 小鳥の 啼かず



目前に拡がる日本海の東の果て、親不知の難所が見える。


拡大します。更に遠くの街は姫川の流れる糸魚川市か。



振り返って西の方角には、富山平野が広がる。



宮崎城址の桜の馬場だろうか、広場の片隅に石垣を築いた高台がある。

北陸の宮の名が出てくる。この城山に御所を造ったという。




縦書きの解説板と同じような文章である。




石垣を上がり、視界の開けたところには東西南北四方の景色の解説がある。
 



高台の下に拡がる馬場の片隅に、八幡宮がある。




社前の広場で見つけたキノコと、古木から生えてきたヒノキの幼木。
 



簡素なお宮であるが、ここに駐屯した侍たちの信仰を集めたのかも。




   脇子八幡宮奥宮の由来
 この宮は大宝二年創祀の所に復旧したもの
 北陸の宮が御神前で元服され
 源義仲が武運長久の祈願をしたところ
と読めますね。