昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

国道8号線を親不知へ

2013-07-24 | 歴史・文化遺産
宮崎城址で、以仁王の夢も終わり、道を下って山中の一車線の道を走り、
海岸沿いを走る国道8号線に戻ってきました。
 


並行して走る貨物列車。北陸本線。ツバメがいる?




東方を見ると、夕陽に浮かび上がる海岸線の背景には、親不知の断崖が見える。



北陸本線は、海岸線の直近を走る。海は穏やかですね。




夕陽は今沈みつつある。消波ブロックが夕陽に光る。




一夜明けて北陸道の8号線を走る。街道の目安になったであろう大きな松が頑張っている。
ここは市振(いちぶり)の宿である。




文化財になった松は村落の東入口に立っている。




村の中に井戸がある。弘法大師が杖でつついて出来た有難ーい井戸だという。




西に拡がる海岸線。




何やら海草を干していた。波に流されてくるという。海に入って採集するのは漁師以外は禁止だそうです。




白い粒は胞子嚢のようであるが、これを取ってから、鍋で炊くという。



赤いのも一緒にして火を入れて、根気よくかき混ぜると液体になり、それを豆腐のように型に流し込むそうです。



それが冷えると、黒みがかった羊羹のようになり、醤油で食べるという。名は「エゴ」という。
そういえば日本海側では各地で見られますね。





灯台も見える。人影もちらほら。魚釣りもしている。