いい歳こいて、恥ずかしい告白をするが、実は頭が悪い。履歴書だけ見たら、オツムよさそうだが、実はいたって頭が悪い。職場の上司はみんな知っている。自分が一番よく知っている。
子供のころから頭の回転が悪い。人が一度聞いたらわかることが、理解できない。今でもそうである。また、応用も利かない。はっきりいって、頭脳労働に向かない。肉体労働のほうがよい。
ギャップがあるのだ。自分の天然能力と仕事がかみ合っていない。地頭悪いのに、勉強時間だけ長かったから、学歴だけついてしまって、そのまま、こういう職場環境、生活環境にいるのだが、そこに自己矛盾がある。
頭悪いなら、無理やり勉強せず、能力に合った職業に就くのが、本人にとってよい人生ではなかったか。そう思えてしかたがない。親は親で子供が勉強できたらうれしいのだろうが、後にこうした悲劇を生む。そしてだれも責任を取ってくれるべくもない。