5曲歌ったのだが、けっこうMC入れた。それ用にグッズもたくさん持って行って。その前の週に現地で他の人のライブ見たのだが、ガンガン歌う、やるのはいいが、ちっともトークがないから不気味だったのだ。
カラオケじゃないし、カラオケだって、他の見知らぬ人が好き放題30分歌っていたら、あまりいい気分しない。たとえ歌や楽器がうまくても。そう思ったから、かなりおしゃべりをしながら歌って、けっこうウケはよかった。
ラス前の歌をうたっているとき、次のMCを必死で考えているとき自分で自分がおかしくなった。ネタがその前のマで尽きてしまっていたからだ。あとで考えて、そんな芸当している自分が誇らしかった。
それと5曲も演奏は自分のギターでやるわけで、最後のほうは小指に力が入らないで困った。さいわい一つも間違えなかったが、こういう修羅場を経て芸人は育つことを実感した。