湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

アイビーに飽きたら

2013-01-29 23:23:52 | 学習

常識的に着る洋服。考えてみると、同じ系統の服ばかりである。流行りすたりがない格好で、どこへ行っても恥ずかしくない格好というと、実はアイビー系の服ばかりなのである。アイビー系といってもかえってわかりにくいが、我輩の記憶では1980年代以前、ホットドッグプレスやポパイで紹介していた米国東海岸の学生のファッションである。

ブランドで言えば、ブルックスブラザース、Jプレスなどである。これらは今でも産地を中国に移行して少々値を安くして商売を続けているが、現在われわれがよく購入する衣服は青山商事、ユニクロを筆頭にこれらを模して格安で商売しているところばかりである。

買うほうも、40代以上は過去の習慣が染みついていて、アイビー系の安洋服ばかり買ってしまう。理由は簡単で、無難なのと長く着れるからである。我輩もそうである。タンスを開けると、20年前に購入した衣服を平気で着る。おかげで衣服代はカネがかからない。アイビーファッションさま様である。

しかし、我輩は今思う。これでよいのかと。衣服を着るというのは、飯を食うのと同じで本来エンターテイメントで娯楽であるはずなのに、これを放棄してしまっている。あまたのおいしい各国料理には目もくれず、ひたすら漬物とみそ汁でご飯を食べているようなものである。これらは飽きないから食い続けられる。しかし、50前になり、ついに限界に来たようなのだ。(次回に続く)