ここしばらく毎日大戸屋(2705)に通っている。
何を食うかといえば、やはり定食で、納豆を一緒に食べる。大戸屋のごはんとおみそ汁と漬物の組み合わせは納豆があって初めて完成する「和食の四重奏」である。このコラボレーションはすでに計算されたうえのものである。心憎い。
また、大戸屋は注文してから配膳されるまでけっこう時間がかかる。それがいやだという人もいるが慣れるとさほど気にならない。テーブルに座って脳が昼飯を食う指令を発して、胃のぜん動や唾液の分泌が万全の体制になる絶妙のタイミングで定食が運ばれてくるようだ。めしの運ばれてくるのが遅いのを知っていてアイスコーヒーなどを頼むやつもいるが邪道である。あの運ばれてくるまでの時間も実は計算済みなのである。心憎い。
ところで、ワシの好物は「炭火焼き釧路沖さんまのおろし和風たれ定食」である。たれを使わず、大根おろしだけで食べるのがヘルシーでGOOD。これもすでに計算されつくしている。心憎い。
パソコンをネット接続して10年たつ。
ちょうど98年の今頃、フランスワールドカップをひかえて、衛星放送とインターネットの接続をした。最初は電話回線である。PCは富士通のFMVを買ったのだが、「インターネットにつなごう」なるソフトが付いていて、これで接続したのだが、接続した最初のサイトは今は亡き毎日新聞(まだあるんだっけ?)のサイトで、ダウンロードするまで一面ブルーの「ダウンロードしています」なる画面がなんと1分近くかかったものだ。
ところで、総務省のサイトに通信利用動向調査なるものがある。これによると、2005年末のインターネット利用率は87%であるが、ワシの最初つないだ1998年はわずか11%である。
また同じ調査で端末別だと携帯端末の増加量がここ2~3年著しい。PCにばかりかじりついているのはオヤジの証ということになっている。
靴のかかとの部分がずいぶんすり減ってきたので、ネットでみつけたシブヤ西武のリペア工房に行った。1時間ほどかかったが、3千円で修理してくれて、新品同様になって帰ってきた。もう感動しまくり。ソールの交換もやってくれるんだとか。
修理してもらってから店員さんとおしゃべりしたが、もう完全に靴&靴磨きオタクである。わしも靴&靴磨きオタクなのだが、もっと進化してプロになったっていう感じ。
東京の靴オタッキーはみんな新宿伊勢丹に行くようだが、あそこよりも東武池袋のほうが店員さんのほうが専門度は高いと思っていた。しかし今日行ったシブヤ西武のリペア工房はそれらすべてを超越してる。
リペア工房、恐るべし。
①ガナハ選手のなぞ
ドーピング疑惑の押し問答の続くガナハ選手。日本代表にも選ばれたことのあるガナハ選手は、いつになったらドーピング疑惑が解けて、晴れて試合に出れるのか。一説によると、ガナハ選手が試合に出ないのはドーピングと関係ないという噂もある。
②名無しのサッカー選手の今後
やはり日本代表に選ばれたこともある、未青年時代の窃盗容疑で逮捕されたあの選手。成人後も逮捕されたことがあるし、試合中もすぐイエローカードの出るくらいあぶないあの選手。もう日本サッカーに戻ることはないと思うが、一生名無し選手となるのか。マスクマンとなって韓国Kリーグあたりで登場できないものか。名無しといえば、昔日経の記事にに亀井さん(仮名)というのがあった。
③米大統領選挙
オバマとヒラリー。いつのなったら決着がつくのか。もうかなりの間長々と選挙やっているが決着の着くのはもしかして4年後?オバマとヒラリー、勝ったほうが大統領になるのかといえば、そうでもなくて、二人の陰に隠れてもうひとり「ぜったいに負け~ん(マケイン)」という候補がいるらしい。
④バレーボールのオリンピック出場
いつになったら決まるのか。オリンピック出場をかけての大会が年に3~4回やっているような気がする。またオリンピックをかけているはずなのに、なぜほとんど日本国内でやっているのか。ポーランドの選手のユニフォームに日本の企業の名前が入っているのはなぜ。
難しいことを考えすぎるのはこのくらいにしよう。
いまマクドナルドの前を通ると、アイスコーヒーの試飲カップがもらえる。外出したときに、アンタどんだけ試飲するのというくらいしつこく飲んでいる。
きょうも水道橋の駅のそばのマクドナルドで試飲カップもらって地下の席に下りると、アイスコーヒーただ飲みのリーマンがいっぱい寝ていた。まことにかっこ悪い。
ダンディーを旨とするワシはきちんとハンバーガーも100円で買ったうえで利用している。こうしないとあまりにもあつかましいではないか。
太るっちゅうに。
明日が成人病検診で、ワシにとっては1年で一番憂鬱な日である。きらいなものがこの世でいくつかあって、ひとつは注射で、ひとつはバリウムである。成人病検診がこの二つがダブルでやってくる日である。オコチャマと笑うなかれ。嫌いなものは嫌いなのだ。人間関係と同じ。
ところで、さっき検便を取ったのだが、検便で思い出すのは故郷の父である。
父が旧制中学に入学した時、健康診断で検便をマッチ箱に入れて持ってゆくのを忘れてしまった。教師がカーキの制服にサーベルを垂らしているような軍国主義の、ものすごく厳しい学校で、検便を忘れたらどういう処罰をされるかわからないので、あせった父は犬のそれをマッチ箱に入れて提出したらしい。結果は何もいわれなかったんだと。終戦直後の話なので、そのへんはエエ加減だったらしい。
父いわく「検便じゃなくて、犬便だ~」
ちくま文庫の坂口安吾の全集を読んでいる。
古い感じもするが、堕落論とか湯の町エレジーとか日本文化私論とか興味深く、面白い。意味のわかりにくいところも多く、何度か読むつもり。
日本文化私論には水之江瀧子が出てくる。今から76年前の昭和17年の文章に出てくる人がまだ生存しているのが凄い。三浦和義のお母さんではないかといわれた、あのターキーである。
長生きはするものである。