ランチ会場から
またバスに乗って、クーリー村を目指します。
車窓からは、砂漠の中の蜃気楼のような
ジャイサルメール城塞が見えて
この姿は何処から見ても、見飽きることはありません。
(城塞右側の黒煙は何だろう)
砂漠に良く生えているこの植物は・・・・
クーリー村へは1時間の行程ですが
途中でおトイレ休憩
テントがたくさんあります。
ここはラクダツアーのキャンプ場のようです。
内部は・・・
カーテンの向こう側にシャワー、トイレが
ありましたが、清潔でしたね。
チャトリが見えるということは・・・火葬場?
クーリー村に着きました。
貧しい家はこの様な草ふき屋根です。
一般の民家を訪問
インドの平均寿命は68.9歳だそうですが
ガイドのランジットさんは、女性が52歳で男性が56歳
だと言っていて、だいぶ違うけど・・・
富裕層の人達は長寿で、一方で一千万人いるという
ホームレスの人達は病気になっても
汚いからと診てくれないので、早死にする人たちが多く
ここにインド社会の闇をみたような気がする。
さてこの真ん中の女性は御年80歳だそうです。
一年中裸足で暮らしているのかしら
ここは台所兼食堂で内部は・・・
こんな感じで・・・・
牛の糞で磨いた床に座って食事をします。
砂岩でできた塀の上で乾かされている牛の糞。
ご自宅を見せていただいてありがとう!
キレイに盛装した男の子を発見!
聞くところによると今から結婚式で
花嫁さんをお迎えに行くそうです。
えっ!このイケメンがお婿さん?
ではなくて、
お兄さんのこの方が新郎です。
衣装はレンタルではなくて、自前だそうですよ。
ここは学校。
基本的に小学校5年、中学校3年
この8年間が義務教育で就学率は99.9%
高校4年、大学3年となっており
大学進学率は25~30%ですが
昨今の政府は、教育に力を入れているそうですし
カースト制度や宗教は教育には
関係しないそうです。
ここでは素焼き壺を造っていますが
電気のロクロは、停電のために回せていません。
彼女が壺に絵柄を入れてくれましたが
本当に素朴なものでした。
途中でチャイのお茶タイムがあり
ジャイサルメールに戻ります。
そして今日は、丘の上にある
ビヤース・チャトリから夕陽を眺めて・・
実はここも火葬場で・・・
左側の空き地には火葬用の薪がゴロゴロ・・
ここが火葬場で
火葬された後でしょうか
触ればまだ温かそうな灰が残されていました。
ここはバラモンの一つの階級ビヤースの
人達の火葬場で、お金持ち階級の人達は
ここにお墓ではなくて、このようなチャトリという
記念碑を建てました。基本インドにはお墓はありませんが
一部のキリスト教徒のお墓は存在します。
そして火葬後の骨はガンジス川に
流しに行きます。
今でもガンジス川河岸には、いくつもの
火葬場があり、方々で薪を燃やす煙が上がっているそうで
裕福ではない家族は300ルピー、
富裕層は5000ルピー程の薪代を支払うそうです。
少ない薪では完全に灰になることはなく
燃えなかった遺体の一部を、遺族が拾って
袋に入れて、ガンジス河に投げ入れるそうです。
ビヤース・チャトリからのジャイサルメール城塞
「地獄の沙汰も金次第」ですね。
チャトリの間に陽が沈むのを見ていると
インドだな~ガンジス河は見ていないけれど・・・
14億もの人間がうごめくインド。
ガンジス河では、生と死が当たり前のように
繰り返され、人はそれを当然のごと受け入れて
生きている。
ばあさんの概念からは、かけ離れた世界だが・・・
立派なチャトリに黒い服の女性が・・・
よく見たら撮影していた。女優か?
美しい女性はチャトリが似合う?
インドの夕陽までも邪念が無く
美しく見えるー
だが、ばあさんは邪念だらけー
それではまた明日ね。
今日も来てくださってありがとうございます。
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