300万人のうつ

2007-06-16 01:37:32 | 健康・病気

一説によれば現代日本には300万人のうつ病人・うつ症に悩む人がいるという。日本の人口を1.2億人として総人口に占めるうつ比率は2.5%。これは私にとって全く驚くに値しない。 

私の母は生活環境の激変に耐えられず、しばらくの間うつ状態に陥っていた。 本来はハイパーアクティブな性格であり、「もうちょっと黙ってくれよ!」と言いたくなるほど話好きで外交的であるが、田舎から横浜に出て来てからは言葉数も少なくなり、ついには引きこもりに近い状態になってしまった。 そして4月末に「関東は嫌だ!」と言って大阪の姉の家に撤退してしまったのである。私は、もう母は戻ってこないだろうと考え横浜のマンションを引き払おうと考えていた。 ところがである。 大阪の神経内科のクリニックで処方された薬が効いて母は次第に元気になり、5月末に横浜に戻ってきた。 それからの母は薬が効きすぎているのではないかと思うほど活動的で、友達も出来て毎日忙しそうにしている。 今同い年の友達と北海道に旅行に行く計画を練っているようだ。結構なことである。

うつかな?と思ったときは迷わず神経内科に行ってお薬をもらうのがいい。無論薬が効くかどうかは人によって違うと思うが、少なくとも薬を飲むだけでうつ症状が緩和されるケースがあるのだから、悩まずに試してみるべきである。ただうつの渦中にある人は、病院に行くことすら思い浮かばないことが多いので、まわりにいる人がなんとかして病院に連れて行かねばならないのだが・・

コメント
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