海を超えたら

2007-08-11 22:43:00 | 社会・経済

 シャンハイと聞けば即座に井上陽水の”海を越えたらシャンハ~イ”という節をおもいうかべてしまう。 東京から3時間足らずのフライトで、長崎からだと文字通りひとっ飛びの距離にある。 先週出張で上海に行って来た。5年ぶりに訪れた上海の街は洒落た店が増えていて路行く人たちの表情に余裕が出てきたように感じられた。乗り物好きの私は早速空港から出ているリニアモーターカーに乗ってみた。車内には速度計が付いていて(開業当初の新幹線にも付いていました)最高速度430km/hの表示が出ました。ジェット機が離陸時滑走路を爆走する感じです。乗り心地はまずまず。約10分で郊外の駅に到着。ああ楽しかった。

中国の繁栄を象徴する上海の発展もさることながら、中国政府の政策によって未だ国民の多数を占める農民の暮らしがこの2年ほどの間で大きく改善されている様である。ふらりと入ったマッサージ屋さんの農村出身の小姐は、「胡錦涛のお陰で農民も豊かさを実感できるようになった」と言ってました。(誤解の無い様に言っておきますが、決してHマッサージではありません。念の為) 鄧小平の南方講和から15年の間、中国は幸運にも良い指導者に恵まれて安定した国になり超大国への路を突き進んでいる。頭パッパラパンで世間知らずの2代目が大統領になっている落ち目の超大国とはえらい違いである。

コメント (2)
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