満州鉄道

2018-07-25 14:44:21 | 旅行記
かつて日本は国策会社の満州鉄道を核に中国東北部(満州)に進出し清国最後の皇帝溥儀を担ぎ出して満州国を立ち上げたが国の実権は日本が握っていたので満州国は完全な傀儡だった。(そのへんの話は映画ラストエンペラーを見ればよく分かる。三波春夫似のジョンローンが皇帝溥儀を演じ坂本龍一が音楽を担当するのみならず軍人役で出演していた。そういえば映画"戦場のメリークリスマス"でも坂本は出演しておった。すごい出たがりなのかもしれん)中国共産党は満州国を絶対認めないぞ!という姿勢を明確にするためか、現在残っている旧満州国関連の建築物の名称を、ことごとく"偽満州国"としている。
戦前満州には多くの日本人が暮らしていた。それがソ連軍の参戦によって満州から追われ命からがら日本に逃げ帰ったのである。その時残留孤児という悲劇が起きた。長春は満州国の首都で新京と呼ばれ瀋陽は奉天と言われていた。長春から瀋陽まで満鉄が走っていた同じ路線を今私は高鉄(新幹線)に乗って辿っている。かつてこの地で夢破れ帰国した或いは命を落とした日本人がいたことを思うと心が痛む。車窓からの風景
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする