チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

ヴァシュラン・モン・ドール

2004年12月05日 06時06分08秒 | Weblog
今日の夕食に食べたチーズ。ヴァシュラン・モン・ドールという種類です。

詳しい説明は、別のホームページに頼ることにします。写真もこのホームページからお借りしました。

このチーズ、スイスとフランスの国境にあるジュラ山脈の中の「金の山」(モン・ドール)で産出されるところからこの名前がついているとのことです。木箱に入ったトロトロのチーズで、スプーンですくって食べます。ウォッシュタイプに属するそうですが、詳しい区別や能書きはよくわかりません。とにかく旨い。

そのままでも食べられるようですが、ウチの嫁さんが調べたところによると、まずは木箱をアルミホイルで包み、表面の皮を取り、辛口の白ワインを入れて低温のオーブンで15分くらい焼きます。お好みでニンニクとパン粉を入れてもOK。そのままスプーンですくって食べてもよし、パンやじゃがいもにつけてもよし。今日は、オーブンで焼いた小さな丸パンを半分に割り、熱くてトロトロのモン・ドールをつけて食べました。

これは、ワインがあるとおいしさ倍増です。今夜は、Buendner という名前のグラウビュンデン産白ワインを飲みました。

このチーズ、最近は日本にも輸入されているようで、楽天に出店している店にもこれを売り出しているところがありますが、去年まではフランスが輸出を禁止していたそうで、なかなか日本で口にする機会がなかったわけです。9月末にならないと出回らないので、こっちでも季節限定の貴重品なようです。

ウチは、ミグロのチーズコーナーで買って食べました。その程度には入手しやすくなっているということでしょうか。小さいサイズのものが10フラン弱(900円弱)でしたが、日本では(サイズが大きいのかもしれませんけど)3000円、4000円という値段がついています(楽天で調べたところによる)。