チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

大魔王来たる

2004年12月06日 06時46分08秒 | Weblog
恐怖の大王、空より来たる、とは21世紀に入るや否や忘れ去られたノストラダムスの大予言でしたが、中学時代の同級生、その(あだ)名も大魔王がイギリスからやって来ました。空から来たのはジュネーヴまでで、フランスはシャモニーに立ち寄った後、陸路はるばるチューリヒまでやって来てくれたのです。

大魔王は、昨年12月にイギリスは Milton Keynes に現れた後、Paignton へと住みかを変え、イギリス語の習得に磨きをかけた後、来年からはロンドンに移住するそうです。日本語教師の資格を取るための学校に通うそうな。

彼は冒険旅行家でもあります。31歳のときにカナダ留学。英語の習得に励みながら、アメリカ合衆国・カナダを自動車で大旅行。他にも、スウェーデン・オランダ・デンマークにも飛んで行き、変わったところでは、香港1日旅行という、ちょっと人真似の出来ない離れ業もやってのけています。

今回のイギリス滞在でも、アイルランドまで足を延ばしたり、地元に帰ればパブで歌っては、地元民からやんやの大喝采を受けるという(たぶん)、今年40歳とは思えない精力的活動ぶりを発揮しています。詳しくは daimaoh.net にてその活躍ぶりをご覧下さい。

今日は、シャモニーからはるばる、何時間もかけてチューリヒまで来てくれました。古い友人が訪ねてくれることがこんなに嬉しいものかと改めて思います(そういうことに感動する年齢になったということか?)。

午後3時前の列車でチューリヒ中央駅到着。ホテルは、中央駅から近郊電車で20分ほど行ったホルゲンという町の駅前に予約していたので(ネット経由で安く予約できたので、とのこと)、一緒にホルゲンまで行ってチェックイン。男二人がホテルに入って、一人だけがチェックイン、一人はドイツ語を話し、もう一人は英語を話すという、わけのわからない状況に、スイスドイツ語を話し始めた受付のおばさんをものともせず、滞在者カードに記入をさっさと済ませます。日本のパスポートを見せながら、住所は Paignton だなどと言うものだから、日本のペイントンという町ですね、などとボケたことを言うおばさん。いやいやイギリスだ、というと、そこから先は英語を話し始めました。

チューリヒに戻り、駅構内のクリスマス市をざっと見て回った後、グリューヴァインで体を温めてから、我が家に来てもらいました。洋風鍋(フォンデュではない)をつつきながら、昔話に花を咲かせ、あっという間に時間が過ぎていきました。

明日はチューリヒ市内観光の予定。まだ自分でもよくわかっていないチューリヒの街を果たしてうまく案内できるものでしょうか。