帰宅中、テレビで 千葉県野田市の特集をしていた。「野田第一中学校吹奏楽部」が出ました。ちょうどマーチングの練習が放送されていた。今日の大会のための厳しい練習を見る。
帰宅して、入浴後、爆睡。気がつくと1時半。
妙に目が覚める。市川西高校吹奏楽部について考える。
市川西高校吹奏楽部とは・・・
「明日のジョー」のあの名場面 紀子とジョーとの会話と重なってくる。
紀子:「矢吹くんは・・・寂しくないの? 同じ年頃の青年が、海に山に恋人とつれだって青春を謳歌しているというのに」
「矢吹くんときたら、来る日も来る日も汗とワセリンと松ヤニの臭いが漂う薄暗いジムに閉じこもって縄跳びをしたり、柔軟体操をしたり、サンドバッグを叩いたり・・・。たまに明るい所へ出るかと思えば、そこは眩しいほどの照明に照らされたリングという檻の中。そこではまるで闘犬のように血だらけになって殴り合うだけの生活。なのに、まだ体はどんどん大きく伸びようとしているのに、食べたいものも食べず、飲みたいものも飲まず・・・。惨めだわ、悲惨だわ、青春と呼ぶにはあまりにも暗すぎるわ!」
ジョー:「紀ちゃん、さっきは俺、ちょっと言葉が足らなかったかもしれないな。俺は、負い目や義理だけでボクシングをやってるわけじゃないんだ。ボクシングって奴が好きだからやってきたんだ。紀ちゃん、こいつは、こいつは本当だよ、本当なんだよ。
紀子:「そんなこと、そんなことわかっているわ。でも、でも・・・」
ジョー:「紀ちゃんの言う青春を謳歌するってこととはちょいと違うかもしれないが、俺は俺なりに今まで燃えているような充実感は今まで何度も味わってきたよ。血だらけのリング上でさ・・・。ブスブスとそこらにある見てくれだけの不完全燃焼とは訳が違う。ほんの瞬間にせよ、眩しいほどにまっ赤に燃えあがるんだ。そしてあとにはまっ白な灰だけが残る・・・。燃えかすなんか残りやしない。まっ白な灰だけだ。力石だって、あのカーロスだって、きっと、きっとそうだったんだ!」
顧問が、この会話を思い出して、夜中一人感動しています。黒字の部分が市川西高校吹奏楽部だと・・・
いやあ、これは極端な話。こんなことは、ない。
市川西高校吹奏楽部
楽しさ忘れず音楽に汗を流す場所としたいと思っている。
そんな空気の中に、自然に溶け込む、部員たち。
どこの部活動でもそうだが、大会出場までには紆余曲折があり、この紆余曲折に、涙、油汗、冷や汗を流す先輩、後輩、同輩、OB,OGたちがいる。
そんな舞台裏の話はさて置き。
もう寝ますわ。顧問の一方的な思いこみ。