千葉県立市川昴吹奏楽部顧問だったの個人ブログ

元千葉県立高等学校吹奏楽顧問

12月27日 尚美ウインドオーケストラ演奏会

2010-12-27 19:24:00 | 演奏会

 部活最後の日は、基礎合奏。それから、大掃除。埃を落として、心の埃も落とす。

それと平行して、ガードメンバーは、市川市の出初め式の練習。

 ほぼ一年ぶりの市川市の消防音楽隊の人と合同練習。

 帰校して、大掃除のあと、尚美の演奏会に向かう。

 昨日の市立船橋とは、全く違ったプログラムで、興味深いものがたくさんあった。

 ①天野正道氏の85周年祝祭ファンファーレは、気品あふれる演奏。音色に美しいものを求めて

いる市川西高校吹奏楽部ですが、演奏自体の気品を出すのは、なかなか難しい事です。

立派に指揮者の要求に答えているウインドのメンバーは、なかなか立派。

 ファンファーレに本校卒業生が吹いていました。良い経験をしていると思いました。

 ②ラベル作曲 左手のための協奏曲

 個人的には、とても好きな作品でオーケストラでは良く聞いている作品です。驚きました。細やかな演奏で、ソリストの小川万里江さん、ブラボーです。ぁんどうしました。

 ③鈴木英史氏のファンファーレ・レジェンドワンは、醍醐味あふれる作品でした!ジョン・ウイリアムズの語法を用いてダイナミックに仕上げて、鈴木氏らしい雰囲気が出ている、さすが作曲家(?)だなあと思いました。

 ④「サーカスの女王」セレクション、良い曲です。音楽のおもしろさが中身いっぱいに詰まっています。いろいろな表現が出来る作品ですね。

 ⑤吹奏楽のためのバラードは、兼田敏氏の美しいメロディと磨き抜かれた木管楽器の美しい音色とマッチして、幻想的な様相を示していました。

 吹奏楽は、各楽器の音色が大切だと改めて思いました。

 ⑥ラプソディインブルー

 トランペットのソロの音色が美しい金管楽器だけでなく、ある時は、木管楽器のように、ある時は弦楽器のような金管楽器だけを感じさせない演奏でした。

 ⑦ニライカナイの海から

 初めて聞きました。でも、真島氏のジャポニズムとは違った音色や雰囲気を持ち、もっといろいろな場所で演奏される気がしました。

 簡単に関そうを書きました。

 ウインドオーケストラには、2名本校出身者が吹いていました。ひとりは、公務員となって、

楽器を続ける事が出来ました。尚美の先生方に感謝しています。

 品川で解散して、本年の部活終了。