もう10年位前に、岡山理科大学の有名な先生、山本先生の授業を受けに行きました。
先生からはいろいろなことを教わりました。中でもこれらの言葉が印象深いです。
【無財の七施】 むざいのしちせ
ーー財産のない人にも、ベットで寝たままの人にもできる七つの施しーー
私たちが日常生活において誰にでも実践できる修行です。
『雑宝蔵経』
1.眼施=げんせ(慈眼施〔じげんせ〕ともいいます)
※優しいまなざしで接すること
2.和顔悦色施=わがんえつじきせ(和顔施〔わがんせ〕ともいいます)
※穏やかな温かい表情で接することです。
3.言辞施=げんじせ(愛語施〔あいごせ〕ともいいます)
※思いやりのある言葉を与えることです。
4.身施=しんせ (捨身施〔しゃしんせ〕ともいいます)
※損得抜きにして体を使って奉仕をすることです。
5.心施=しんせ(心慮施〔しんりょせ〕ともいいます)
※思いやりの心を持つこと真心込めて行うことです。
6.床座施=しょうざせ
※自分が既に座っている席を譲って座っていただくことです。
7.房舎施=ぼうしゃせ
※自宅に人を迎え、雨露をしのぐ場を提供することです
でも全然だめですね。もっと頑張らなくてはいけないと思います。