フリージャーナリストの安田純平さん(47)が20日、連続して自身のツイッターを更新。カシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)で地元の児童・生徒が東京五輪サッカーを観戦する際、飲料の持ち込み制限緩和を大会組織委に要望したが断られたという一連の報道に言及し、組織委のスポンサー優先の姿勢を憂慮した。
報道によると、同市では小・中学生約3600人が観戦予定で、ペットボトル持ち込みは1人1本(750ミリリットル以下)まで許可。市は熱中症対策で1人2本までに増やす案などを要望したが、テロ対策などの観点から変更できないと回答されたという。安田さんは「顔も名前も分かっている市内の小中学生に『テロやるかも』の恐れがあると。ペットボトルが2本以上だとチェックしきれない、ということならそもそも客入れる能力がないということなのでは」と疑問視。
さらに大会スポンサーのメーカー製飲料の持ち込みが推奨されたという報道を引き合いに「持ち込まれるペットボトルの本数が増えると他社製品でないか監視しきれず、スポンサーへの配慮が行き渡らないかもしれない恐れ、を『小中学生がテロやるかも』にすり替えていたということか」と指摘した。