えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

阿部公房も筆の誤り

2006年05月12日 22時21分35秒 | 大阪、生野
 「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」で、重大な固有名詞の間違いが判明しました。

 86ページ、
 「安部公房」が、「阿部公房」に。

 皆様方へは訂正し、お詫び申し上げます。

 次の87ページで、「プレスリリースは正確に書け、特に固有名詞は絶対に間違えるな」と、書いているのにです。

 私の原稿のミスです。一応、今日の夕方、出版社の竹林館さんに報告しました。すると、
「まだほとんど流通に出回っていないので、上からシールを張って修正します」
との返事。

 私の間違いなのに。ありがたいことです。それと「そうなんだ」と納得しました。
 私は元新聞記者です。新聞は刷り上ると、即座に配達に回ります。いわば輪転機が回ってしまえば、よほどのことでないとどうしようもありません。だから、もう出来上がった本なので、これをどうのこうのしようという発想はありませんでした。
 でも、本はこちら(出版社や私)の手元にあるので、どうにでもできるのです。同じ活字媒体でも新聞と本の間にこんなにも差があると、今頃気付きました。

 既に300部ほどは出回っています。お恥ずかしい限りです。間違いに気付かないで読み飛ばしてもらうのを祈るばかりです。

 ところで、この間違いは前の会社つまりは毎日新聞時代の先輩Oさんが指摘してくれました。そして、少し落ち込んでいた私をメールで励ましてくれたのが、熊本で農業をされている当時の上司Hさんです。そのメール、

 「筆者が何回も原稿を読み返す。デスクも読む。整理も読む。校閲も厳しくチェックする。ゲラになったら、不特定多数の目に触れる。それでも訂正・お詫びが絶えないのは、ご存知の通り。
 人はなぜ間違えるのか。それは人間だから、としか言いいようがないでしょう。公房、いや弘法も筆の誤り。忘れることです。」

 今日の題「阿部公房も筆の誤り」はここからとりました。

 竹林館さん、Oさん、Hさん。
 様々な温かい人に恵まれて、ありがたい限りです。

「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(竹林館、岡田 光司著、1500円)、近鉄今里駅前・天狗書房で絶賛発売中。 
 
 5月26日の出版記念セミナー・懇親会(スーパーピーアール社主催)もお見逃しなく。 

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コメント (8)
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