えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

東北地方太平洋沖地震関連ニューホンコン造花

2011年03月14日 17時35分23秒 | 災害
 今朝、東北地方太平洋沖地震のについての臨時のミーティングを開きました。
 1、東日本出張を取りやめたこと
 2、被災地のお客様からの要望にできるだけ応えるように
 3、会社として寄付をする。個人でも行って欲しい
 4、何か当社としてできることあれば提案を
 5、景気の先行きがたいへん不透明。気を引き締めて仕事をしよう

 ミーティングの直後に運送業者から「東北地方への集荷は見合せ。東日本向けは到着日が遅れる可能性あり」と連絡がありました。
 別の運送業者は「北関東の集配施設が壊れた。700名ほどの社員が被災に遭った。けれど生活物資を中心に出切る限り被災地に物を運びたい」と。

 午前中は東日本のお客様とほとんど連絡は取れませんでしたが、午後3時ごろからは新潟、山形をはじめ関東のお客様とスムーズに電話がかかるようになりました。宮城はまだ無理でした。この時点では直接のお客様で人命に関わるような被害を受けた方はいらっしゃいませんでしたが、『お客様のお客様』の中にはかなりの被害に遭われている方もいらっしゃるようです。
 東京でさえ生活物資やガソリンが欠乏していて、仏壇店ではローソク品薄と。

 夕方永年取引のある営業員と商談しました。「報道を見ていると、ほんとにたいへんだ。被災者のことを思うと頭が白くなる。一方、今朝の会社のミーティングでは3月期末が迫っていて、いっそう頑張れと檄が飛んだ。こんな時期になにやってるんだろうと複雑な思いになる。頭が矛盾でいっぱい」。
 また当社を訪問した若い信金職員は「こんなことしとってええのかなと思います。せめて寄付だけでもしようと思っています」。

 犠牲になられた方が増え、福島第一原発3号機でも爆発のニュースが。比べるとわが社の今日の一日は悠長な話で、それこそ「こんなことしとってええのかな」です。しかしそれでもあえて、

 皆様方にお見舞い、お悔やみ申し上げます。
 一人でも多くの方が助かりますようお祈り申し上げます。

 頑張ってください。



 
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