飫肥城下 小村寿太郎記念館 「学生に望むのは誠」

　日南・油津港でお腹を満たした後に訪ねたのは西に位置する飫肥城です。城跡や城下町の風情を残す町並みを散策。そこにある小村寿太郎記念館は行きたかったところです。

　飫肥（現在日南市）出身の小村寿太郎は日露戦争の講和会議に全権大使として出席しポーツマス条約を結びました。その後不平等条約を改正し関税自主権を回復させました。小村の評価については賛否分かれているところもありますが、明治維新後、列強の中で日本がその地位を高めていく外交を先導したのは間違いないでしょう。

　記念館には小村が青少年に向けたスピーチが残っていました。
　私が人より優れたところがあるとは思わない。もし私に万が一長所があるとすればそれは「誠」の一字につきると思う。

　明治の偉人の中でも、小村は好きな人物です。

　その記念館の入り口には、消毒液をしみこませた水色のマットが敷かれていました。今年初めに発生した鳥インフルエンザの影響のようです。訪ねてから2ヶ月、そろそろ渡り鳥のシーズンになりました。今年は発生しませんように。

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日南・油津港の網元のお店で昼食

　東日本のみなさん　こんにちは

　鵜戸神宮を参拝した後さらに南に下りマグロ延縄漁の基地となっている日南市・油津港へ。油津港は古くは南蛮貿易の拠点として栄え、その後は飫肥杉の積出港。明治以降はブリ漁、マグロ漁と漁港として繁栄してきました。１９５４年に台風で大きな被害受け、翌年日本で始めてテトラポットを設置した港だそうです。

　その港のすぐそばの「はんえい」さんで昼食に刺身定食を頂きました。このお店はマグロ船の網元さんがやっているお店です。その船が獲った魚かどうかは分かりませんが、刺身は新鮮でボリュームも満点。1280円は納得のお味でした。

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青島神社の次は鵜戸神宮

　東日本のみなさん　こんにちは

　青島神社の次はさらに南に下って鵜戸神宮。こちらも参拝客がたくさん訪れていました。元は地元の海洋信仰の土着神でしたが、いつの間にか天照大神を祖とする天皇神の系列に入り今の主祭神は神武天皇の父・山幸彦になっています。八百万の神の国と言われる日本、鵜戸神宮のようにいつの間にか天皇神の系列に入った地方の神さんも多いんじゃないでしょうか。

　その断崖の洞窟の中に立つ社は奇神社の趣があります。青島神社とはまた違います。信仰に関わらず興味深い神社です。

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青島神社はとても商売熱心

　東日本のみなさん　こんにちは

　南九州旅行でまず訪れたのはフェリー港から車で南に30分の青島神社。この神社、とても商売熱心です。本殿の周りには様々なお守りやお札が並んでいます。まるでワゴンセールのようです。そしてそれぞれにしゃれた引っ掛けが。

　への河童お守り
　金運カエル守り
　幸せ貝守り
　恋みくじ
　スピリチュアル守り
　金のなる気
　長寿はし
　サイコロみくじ
　一年安鯛みくじ

　造花のヒマワリまでありました。

　見習わんとあきまへんな。　

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9月のお楽しみ月間6発目は南九州旅行

　みなさん　こんにちは

　9月のお楽しみ月間の最後は、3泊4日の南九州旅行でした。宮崎フェリーを使い宮崎から青島、鵜戸神宮、日南海岸、霧島と巡ってきました。

　3泊4日と言っても往復夜行フェリーで、南九州では霧島温泉に一泊のみ。実質は3泊2日です。そのフェリー、仕事でもよく使うので会員になっています。するとポイントがついたり、誕生月にフェリー代金が半額になる割引券がもらえます。今回その割引券を使って生まれて初めて特等船室を利用しました。特等と言っても半額なので、正規2等寝台料金よりもほんの少し安くなりました。たいへんお得です。

　フェリーは午後7時に大阪南港を出港。今まで気づきませんでしたが、陸上作業員さんらが懐中電灯を振って見送ってくれるんですね。下の写真でお分かりでしょうか。真ん中より少し左側に赤い懐中電灯を振る作業員の方が数名いらっしゃいます。

　

　そういえば飛行機の場合も、地上作業員さんらが手を振って見送くるのが増えているそうです。そちらもあまり気づきませんでした。今度チェックしてみよう。

　何回かに分けて、その旅行のエピソードをお伝えします。

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チコロナイ１０周年記念事業大阪報告会

　東日本のみなさん　こんにちは

　きのう取り上げましたアイヌ民族の方々といわゆる日本民族が一緒になって北海道でナショナルトラスト運動を展開している「ＮＰＯ法人チコロナイ」がＮＰＯ法人になって１０周年になるのを記念して、全国で報告集会を開きます。

　大阪は2011年11月20日（日）13:30～16:30、大阪市立弁天町市民学習センター（ＪＲ環状線弁天町駅徒歩３分）です。当日はアイヌ民族の貝澤耕一理事長がその歩みを振り返ります。報告会の後には近くのレストランで交流会も開かれます。

　アイヌの方から直接お話を聞ける機会は大阪では余りありません。難しい話でなく、アイヌの人はどんな生活をしているのとか、歌とか踊りとか素朴な質問をするチャンスです。少しでも関心がおありの方はぜひともお越しください。私も参加します。

　申し込みはこちらから。
　ＮＰＯ法人チコロナイブログ　http://blog.goo.ne.jp/cikornay/e/fb98833e70753af00be8cf979d0e9931

　各地の集会はこちらをご覧ください。東京でも11月23日に開催されます。
　http://blog.goo.ne.jp/cikornay　

アイヌ民族が政治団体結成へ

　東日本のみなさん　こんにちは

　先日１０月３１日の毎日新聞に、２０数行のほんとに小さなベタ記事が載りました。
　「アイヌ民族が初の政治団体　来年１月にも結成」

　毎日新聞の記事によると、来年１月に団体を結成し２０１３年参議院選挙への候補擁立を目指すそうです。これまでアイヌ民族の政治団体はありませんでした。地方自治レベルではアイヌ民族の議員さんはいらっしゃると思いますが、国政レベルだと、一度だけ故・萱野茂さんが参議院議員を務めています。

　アイヌ民族の人口は３万人から１０万人ほどまでと考えられています。１億２千万人の日本の中では微々たる人数です。 しかしながらアイヌの方々は日本の少数民族であり、先住民族です。国際社会の中で先住民族の権利擁護が進む中、アイヌ民族を代表する国会議員が少なくとも１人はいるべきだと考えます。

　アイヌの方々による政治団体を応援したい。

ユーロの振り込め詐欺はメールで

　東日本のみなさん　こんにちは

　先日、取引のある香港の造花メーカーから注意を促すメールが届きました。

　ヨーロッパのお客様が振り込め詐欺にあって２２０００ユーロ（約２３５万円）を失ったので貴社も気をつけろと。

　詐欺は取引のあるメーカーを装って振込口座変更の案内メールを送り、その偽の口座に支払い代金を送金させる手口です。商品代金の支払いにあわせて偽メールを送るなど、内部情報を盗まないとできない仕業です。その注意を促すメールの最後には「私が直接電話をしない限りは、振り込み先口座を変えることはない」と記されています。そして中国の公安当局によるとそのような詐欺が中国国内で横行していると。

　日本の振り込め詐欺は電話が主流です。送金金額の規制などがあって振込みでの被害は減りましたが、今度は手渡しが横行しまだまだ全体の被害は減っていないようです。それに加えて新手のメールの振込み詐欺がでてきたら、たまりませんね。

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クレッシェンド

　東日本のみなさん　こんにちは

　２０年ほど前の前職のころ、菊池桃子さんにインタビューしました。菊池さんは脱アイドル宣言をしてからちょうど３年目。超人気アイドルの絶頂時期を経て『底』を味わい、２年半ぶりに自身プロデュースのアルバムを出したところ。『谷』から少しずつ上って行く時でした。

　その自身の心境を、急激な進歩でなく長く続けることで少しずつ成果を出したいと語った後、
　「クレッシェンドのよう。仕事も自分の気持ちもだんだん広がっていくようで」
　と続けました。

　当時、菊池さんのクレッシェンドな気持ちを、私は理解できていませんでした。ただ、その言葉の「響きのよさ」に引かれて記事に使いました。

　今、やっと菊池さんのその心情を理解できるようになった気がします。私自身この一年、ますます忙しくなってきていますが、それが例えば売り上げ増のような一方向だけのことでなく、仕事の幅が、人とのつながりの幅がゆっくりとしかししっかりと広がってきているように感じます。

　「アイドル時代は楽しいか楽しくないかを考える時間もなかった。何がなんだか分からなかった」と言う尋常でない経験をされた菊池さんでこそ、２０代でそこまでの気持ちになったのでしょう。私は50代になってやっとその域に達したんでしょう。

　記事は1991年5月3日付け毎日新聞大阪本社発行別刷「ふらいでーと」から

　明日から今年最後の海外出張で香港・中国に出かけます。

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家族親類旅行も平均年齢が上がって

　東日本のみなさん　こんにちは

　９月のレクレーション月間5発目は家族親類との榊原温泉一泊旅行でした。２０年来、我が家、姉妹家族ら約１５人で毎夏、旅行に出かけていました。しかし母の手術やらで去年今年はなし。母の体調もよくなり、それではと９月に出かけました。

　しかし娘や息子、そのいとこらもみな成人し、７人中4人は社会人。残りの3人も大学生で忙しく、一緒に来たのは娘1人だけ。半面、今回は妻の両親も参加しより平均年齢が上がりました。参加１２人の平均年齢は６０歳を超えました。

　子どもらを楽しませる家族旅行が両親らの介護旅行に変わってしまいました。

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桂三枝さんのウクレレを聞きながらホテルディナー

　東日本のみなさん　こんにちは

　９月のレクレーション月間４発目は桂三枝さんのお話やお弟子さんの落語を聞きながらのホテルディナーでした。

　生の三枝さんの芸を生で拝見するのは何年振りでしょうか。小学生か中学生の時になんば花月で見かけたような見かけなかったような。もう２０年以上前、インタビューさせてもらったことがあります。その際の印象は「暗い人やな。舞台とは全く違う」でした。そら、舞台と一緒のあのテンションでずっといたら身が持ちませんよね。

　この日も舞台前にお会いした時は、物静かないでたち。それが舞台に上がられるとパッと明るくなります。これはなんなんでしょう。よく「華がある」と言いますが、その通りです。この日は落語ではなくお話、それとウクレレ演奏でした。

　ウクレレを脇に抱えて登場した三枝さん、今日はウクレレを聴いてもらうと宣言。しかしポロンと一度つまびいたら、小話に。会場が沸いてきて、さあ弾くかと思うとまたポロンで小話。思わせぶりを何度も繰り返して、そのたびに会場がどっと沸きます。分かっていながらの受けです。そして最後にウクレレをプロ並に弾き語りました。

　うまいな。

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お花の一輪車

　東日本のみなさん　こんにちは

　朝日放送さんで見学させてもらった「おはよう朝日です」のスタジオ、職業柄すぐ目に付いたのは、背景に飾られているお花たちです。造花がたくさん使われていました。注目したのは写真のお花の一輪車です。

　かわいいでしょう。これはどこかよそさんのですが、これとほぼ同じのを今回中国から仕入れてきました。案外ネタ元は一緒かもしれません。

　

　花柄こそ違いますが、同じシリーズの作品です。先週末に入荷したほやほやです。ご興味お持ちの方はぜひニューホンコン造花までお問合せください。

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今さらですが９月のお楽しみ月間３発目は朝日放送見学

　東日本のみなさん　こんにちは

　９月のお楽しみ月間３発目に行ったのは朝日放送さんの見学です。朝日放送の西村嘉郎元社長にお迎え頂き、高橋大作アナウンサーらの案内でスタジオから報道局、ラジオ局、大道具、小道具制作室、空中庭園、社員食堂までぐるっと一回りさせてもらいました。

　写真は「おはよう朝日」のスタジオです。その時お聞きした話によると、朝日放送さんは「新婚さんいらっしゃい」や「アタック25」など全国ネットの番組を１２本も持っていて、それは在阪のテレビ局の中では一番多いそうです。

　２０年以上前に報道に携わっていたとはいえ、テレビ局をこれほど見回ったのは初めてです。
　同じマスコミでも新聞に比べておおがかりで、色がありまんな。

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意外と美味しいイナゴの佃煮

　東日本の皆さん　こんにちは

　先日、父が姉妹夫婦らに連れられて信州に旅行に行ってきました。そのお土産です。足や羽がそのまま残る姿はグロテスク。娘などは食事中に視界に入るのも嫌、と言う風ですが、食べると美味しい。お好み焼きやたこ焼きに入れる桜海老の少し大きめのを甘く煮たような感じです。

　父母は戦時中に良くイナゴを取って食べたと。そのころは砂糖も十分になくこんなにうまくく料理できなかったそうで、懐かしがりながらおいしいと食べていました。

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シルク・ドゥ・ソレイユ「クーザ」はもうすぐ終わりますが

　東日本の皆さん　こんにちは

　忙しく働いているようですが、そんな合間に9月は観劇、見学、旅行と楽しみました。まずは9月30日の日記でご紹介したソプラノ歌手森美津子さんのコンサート。

　そしてお次はシルク・ドゥ・ソレイユ「クーザ」の観劇です。なんと言ったらいいのでしょう。要はサーカスですが、動物は一切登場しません。人間業とは思えない極限の曲芸と道化です。但しそれは中国雑技団のようではなくミュージカルショー仕立て。

　開演前から客に扮した道化師が会場を縦横にコメディーで沸かせます。ショーが始まると空中ブランコ、綱渡り、人間ジャグリング。そのアクロバットは息をのみます。エンターテイメントを堪能させてもらいました。

　このシルク・ドゥ・ソレイユ「クーザ」は11月6日まで大阪・中之島の専用ステージで開催中です。まだ切符あるかしら。

　今日は11月1日、そろそろその辺の9月のお話をご紹介しないとそれこそ越年しそうなので、ちょこちょこご紹介していきます。

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