TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

DNA鑑定

2009年06月06日 | ひとりごと
足利事件で45歳で逮捕されて17年半も留置所で犯人として
拘束されていた菅家さんが昨日会見されていた。
DNA鑑定の不一致の結果がようやく認められての釈放だったそうだ。
会見で自分の人生を返して欲しいということと
当時の警察官と検察官は許せないと会見されていた。
ご両親のお墓の前で誤って欲しいと言われていたが、
それが唯一精一杯の抵抗できた気持ちなのだろうと感じた。
本当に悲しいことをたくさん経験されてきた方というのは
人に言えない悲しみをされてきたにも係わらず、
もっと怨念を発するような気持ちであるはずなのに
冷静に言葉を発することができるのだと思った。
無実の人を一度は自供させるように追い込む国家権力はやはり恐ろしい。
DNA鑑定が進歩していなかったらこの冤罪は
証明できなかったことを考えると本当に怖いことだ。
DNA鑑定で捕まってDNA鑑定で釈放された菅家さん。
DNA鑑定が過去の捜査や今後の捜査に影響を及ぼすことになるのだろう。
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