TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

クリスマスには焼き魚にローソクを

2009年08月24日 | 読書日記
クリスマスには焼き魚にローソクを 中川剛 著 幻冬舎
中川兄弟の兄剛君の自伝風のエッセイだった。
あとがきに書かれていたがこの本を書こうと思った動機は
普通のことと思って彼の家族の話を人にしていたら
どうも他の家とは大分違って驚かれることが多かったそうだ。
彼のお父さんはじゃりんこちえのようなてつ顔負けの
キャラクターを持たれていたようだ。
小学5年生のときに子供ではほとんどかからない病気の
十二指腸潰瘍にかかってしまったと書かれていたが、
結構ハードな子供時代を送っていたのがよくわかった。
この本の中でも弟礼二が次男らしくマイペースだと書かれていたが
一見ぼそっとして何事にも動じないようなところがあるように
見えているがその反面結構気を使うことができる優しい兄貴の
キャラクターはこの家族の中で培われたものだった。
素朴なタッチで書かれていたこの本は
家族が楽しく生の姿で生きてきたことが
とてもリアルに伝わってきた。
コメント
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