パリのおばあさんの物語 スージー・モルゲンステルヌ 他著 千倉書房
岸恵子さん訳のユダヤ人のおばあさんが主人公の絵本。
このおばあさんはユダヤ人でナチス・ドイツ政権の迫害にあいながらも
恨みや愚痴をこぼさず、また、年老いていくことにもなんとかなるさ的に
ゆったりと何事も受け入れていく人だ。
年老いることでの物忘れや身体の不調にもすべてを受け入れ、
もう一度若くなりたいなどとも思わない人だ。
今は年をとることが自分の仕事であると言ってのける。
今まで生きてきた人生が厳しく過酷な道のりであったとしても
その人生の道のりすべてを受け入れる。
このような生き方はとても凛として素敵な生き方でもある。
なかなか出来ない生き方でもある。
誰でも平等にやってくる老いに対して
年老いたときのひとつの生き方のお手本としても読めた。
ひょろっとしたおばあさんの挿絵がおばあさんの生き方とは
アンバランスでほんわりとした温かさが感じられた。
岸恵子さん訳のユダヤ人のおばあさんが主人公の絵本。
このおばあさんはユダヤ人でナチス・ドイツ政権の迫害にあいながらも
恨みや愚痴をこぼさず、また、年老いていくことにもなんとかなるさ的に
ゆったりと何事も受け入れていく人だ。
年老いることでの物忘れや身体の不調にもすべてを受け入れ、
もう一度若くなりたいなどとも思わない人だ。
今は年をとることが自分の仕事であると言ってのける。
今まで生きてきた人生が厳しく過酷な道のりであったとしても
その人生の道のりすべてを受け入れる。
このような生き方はとても凛として素敵な生き方でもある。
なかなか出来ない生き方でもある。
誰でも平等にやってくる老いに対して
年老いたときのひとつの生き方のお手本としても読めた。
ひょろっとしたおばあさんの挿絵がおばあさんの生き方とは
アンバランスでほんわりとした温かさが感じられた。