TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ぼくらは小さな逃亡者

2007年09月03日 | 読書日記
アレックス・シアラー著「ぼくらは小さな逃亡者」ダイヤモンド社
を図書館で借りてきて読んだ。


デーヴィとマイクの二人の少年がちょっとしたいたずらのつもりで
導火花火をビルに投げ入れたことから始まる小説。
この小説では少年たちが花火を投げ入れたビルが大爆発してしまう。
ワゴン車に乗った二人の男女にその爆発を見られていた。
ウエールズを舞台に4人の逃亡の旅を始める。
この二人の男女はテロリストだった・・・。
ラストのシーンはまるで映画をみているような展開だ。
ウエールズの広大で厳しい自然の描写が素晴らしいと思った。


少し前に東北のほうで中学生か、高校生が民家の郵便受けに花火を投げ入れて
このため、民家が火事になり住んでいた方が亡くなられた事件を思い出した。
この小説ではビルの大爆発は、
実際はテロリストがしかけたものによる爆発であったのだが、
どこの国でも少年たちの危険意識の低下が
問題になっているのではないのだろうかとも思った。


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