TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

新美南吉生家と新美南吉記念館

2013年10月08日 | 旅日記
10月5日、博物館酢の里の次は新美南吉生家を見学しました。

半田市岩滑(やなべ)のこの家で大正2年に生まれたそうです。父が営む畳屋(右側)と継母が営む下駄屋(左側)であったそうです。訪れたときはたくさんの人々がこの生家を見学されていました。

継母が営む下駄屋

生家の横にあった生い立ちの地碑

生家の前には南吉がよく遊んでいた常夜灯がありました。
ここからちょっと離れたところにある新美南吉記念館に向かいました。


新美南吉記念館を見学する前に記念館から歩いてすぐのところにあった矢勝川に彼岸花を見に行きました。矢勝川はごんぎつねの作品の中で登場する兵十がうなぎを獲っていた川です。行く前に見ていたWEBページでは今年は彼岸花が咲き出したのが早かったので見頃を過ぎたと記載されていましたが、この記念館のすぐのところはまだちょっと彼岸花が咲いていました。矢勝川の堤の両脇には東西1.5キロに渡って200万本の彼岸花が毎年咲いているところです。東のほうに歩いて行くと、先程の新美南吉の生家の付近まで散歩することができるそうです。1週間前までが見ごろだったそうでまた機会があれば訪れてみたいなあと思いました。この彼岸花は平成2年に南吉と同じ岩滑に生まれ育った小栗大蔵さんが南吉がよく散策した矢勝川の堤をキャンパスに彼岸花で真っ赤な風景を描こうと、最初はたった一人で、草を刈り、球根を植えて行かれたそうです。現在はその活動は矢勝川の環境を守る会へと発展し、継承されていると新美何吉顕彰会のパンフレットに記載されていました。彼岸花の側ではコスモスも咲き出していました。今度訪れるときはゆっくりハイキングしてみたいです。

新美南吉記念館では撮影OKでしたので何枚か写真をアップしました。記念館はごん狐の舞台になった中山というところに建てられているそうです。記念館で3つ480円だった南吉の黄ごん芋をお土産に買いました。さつまいもが入っているシナモン風味のこのお菓子はとてもおいしかったです。

9月に見学した黒木健さんのごんぎつねの絵本も展示されていました。



ごんぎつねは昭和31年から小学校の国語の教科書に掲載され、現在ではすべての教科書に採用されているそうです。

何箇所かに新美南吉の人柄がわかる文章が展示されていました。


図書閲覧室には新美南吉の絵本や全集などたくさんの資料が展示されていました。

上の絵は図書閲覧室に飾ってありました。

記念館の外にある童話の森にあったてぶくろを買いに碑

童話の森のせせらぎ

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