11月16日、南禅寺から少し行ったところにあるインクラインです。インクラインは、疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜の間にある約36mの高低差を、疏水を行き交う舟が乗り越えるために設置された傾斜鉄道。琵琶湖の水を京都へ通すために作られた疎水で利用された場所が保存されています。約547メートルの残されたレールが敷かれている道を歩いて上ってきました。
反対側には琵琶湖疎水記念館とその隣にある京都市動物園が見えていました。琵琶湖疎水記念館も見学し、疎水工事の歴史を知ることができました。
琵琶湖疎水記念館のB1階の外に展示されていた琵琶湖疏水を活用した水力発電に使われたペルトン式水車
琵琶湖疎水記念館の地下1階の出口からインクラインを歩けるようになっていました。
この道を歩いて行きました。
途中で見かけたエナガを撮影できました。キクイタダキも一緒に飛んできてましたけれど、今回も撮影できませんでした。
インクラインの周りは桜の名所にもなっていて、桜の時期の美しい風景を想像しながら歩いて行きました。
琵琶湖疏水建設工事の主任技師として活躍した田邉朔郎像を遠くから撮影しました。
この後、地下鉄蹴上駅まで歩いて、地下鉄で京阪三条駅まで移動後、京阪電車に乗り換えました。