1月2日、米子駅からタクシーで約15分くらいのところにある米子水鳥公園に行きました。
米子水鳥公園が面している日本で5番目に大きな湖の中海は、毎冬1000羽ほどのコハクチョウがシベリアから飛来してくる南限の野鳥の楽園で、毎年7万羽くらいの水鳥たちを眺めることができることで有名な公園です。中海の一部はラムサール条約の湿地登録されているそうです。米子水鳥公園に飛来してくるハクチョウは昼行性なので、朝方に公園を飛び立ち、島根県安来市の水田地帯(安来平野)へ行って落ち穂や草の根を食べ、夕方になると帰るそうです。訪れたときは、午前11時過ぎでしたので、ハクチョウの姿は少しだけで、集団の姿は見ることができませんでしたが、たくさんのカモたちを眺めることはできました。
カモだんご
この公園に飛来してくるハクチョウはほとんどがコハクチョウだそうですが、上の写真の2羽はオオハクチョウだと教えていただきました。
オオハクチョウとコハクチョウの違いは、オオハクチョウは黄色の面積が大きく、くちばしの先の黒い所との境目の下の方が少し尖っているそうです。嘴(くちばし)の黄色部分は、 コハクチョウと比べて大きく、鼻孔の先まで黄色になっていることから見分けるということでした。コハクチョウはオオハクチョウに比べて黄色の面積が小さく、黒い部分との境目の下の方が尖っていなくて、嘴の黄色部分は、 オオハクチョウと比べて小さく、鼻孔の手前まで黄色ということです。
コハクチョウ
大山が中海の向こうに見える絶景の場所です。朝方にたくさんの白鳥と大山を眺められると最高の場所でしょうね。この日は、大山のてっぺんまで見えていませんでした。
メダカがいるらしいつばさ池
鳥の観察にゆっくり時間を掛けて眺めてみたい素敵な場所ですね。
この日は誕生日でしたので、米子水鳥公園から少し行ったところにあるケーキ屋さんに寄りました。本当はこの日に泊まる宿でケーキを用意していただけたらと思って問い合わせたら、この日のお宿で提携されているケーキ屋さんのお店がお正月はお休みだということでした。そこで、こちらのケーキ屋さんで事前に予約しておいたので、いただきに行きました。母と私は同じ誕生日ですので、2枚名前入りのプレートを付けていただきました。今年の誕生日は一人だけになってしまった寂しい誕生日ですが、私が生きている限りは毎年同じように続けて行きたいと思いました。店頭にかわいくて美味しそうなショートケーキがたくさん並べてあった素敵なケーキ屋さんでした。
上の写真はこちらのお店でいただいてきて、ずっと持ち歩いていた間に少し形が崩れてしまっていたケーキの写真です。この日のお宿でチェックイン後、部屋でいただきました。
ケーキ屋さんから米子駅まで移動後、米子駅の構内のあったお店でお昼ごはんをいただきました。
米子駅前も以前訪れたときと少し風景が違っていたように感じました。
以前、冬の時期に米子駅を訪れたときは、もっと寒くてどんよりと曇っていることが多かったですが、この日は冬としては暖かい晴天のお天気に恵まれました。
駅前のコンビニの前にはカバの像がありました。この後、リュックとケーキを駅のコインロッカーに入れておいて、駅前からバスで次の目的地に向かいました。