先週土曜日の朝刊に近所のスーパーのサボイ森之宮味道館が2月末で閉店することになったと正式に発表された広告が入っていました。先月末にサボイで買い物をしたときにポイントカードの終了のお知らせが店内に貼り出されていてとうとう店じまいなのかなと思っていました。最近、お客さんの出入りが前に比べたら少ないなあと思っていました。近所にたくさん新しいスーパーができたあおりをもろに受けて前からあるスーパーがどんどんなくなっていくという事例のひとつです。近所の古くからあったスーパーがなくなるのはこれで7店目かな。
梅田の映画館で『サバイバルファミリー』を見てきました。東京に暮らすどこにでもありそうな平凡な4人家族鈴木家のお話です。ある日、突然電気やガス、水道が止まり、電車や自動車も動かず、東京を脱出し、鹿児島まで自転車や徒歩で旅することになった究極の一家族に起こるいろいろな出来事を見ていると、現代生活の中で重宝している機器などがない場合に人はどうやって生き延びていけるのかといういろいろな問題を考えることができた映画でした。この映画の中では、都会の夜空には絶対見ることができない満天の星を見ることができたり、ATMが動かないと現金も下ろせなかったり、井戸水をポンプで組んだり、五右衛門風呂を薪で沸かしたり、豚を追いかけたり、SLで移動したりするシーンがありました。昔は誰もが体験してきたことの中に現代では忘れてしまっている大切なことも多いのではないかと気づかせてくれた映画でした。お父さん役は小日向文世さん、お母さん役は深津絵里さんでとぼけたお父さんや天然ぽいお母さん、現代っ子の大学生と高校生の子供たちが最初はちょっとばらばらで歯車があってないような鈴木一家が、最後にはそれぞれたくましくなり、家族の絆を実感できた姿がほのぼのしい映画でした。
スーパーライフで値下げしていたのでたまたま買ったオタルブランカというプリンをいただいたら今まで味わったことがない食感でした。とても美味しかったです。北海道原産の牛乳と生クリ―ム・小樽近郊余市町の鶏卵を使用し、香り高いバニラビーンズをプラスした真っ白なミルク系カスタードプリンという説明文がHPに掲載されていました。見た目はプリンと思えないのですが、一口いただいたら口当たりのよいさっぱりした味が口の中いっぱいに広がりました。
先日、晩の献立のひとつにせんべい汁を作ってみました。普通の豚汁に市販されていたせんべいを入れただけですが、とても美味しかったです。せんべいがふやけるとこんな味になるのかと思いました。
みかづき 森絵都 著 集英社
大型書店でこの本を見かけ、本の帯に、「昭和36年。塾講師たちの熱い物語が始まる。」という文章に気を取られ購入した本でした。2017年の本屋大賞のノミネート作品でもあります。著者の小説は数冊読んだことがありますが、この小説は467ページにも及ぶ長編の小説です。昭和36年は自分が生まれた年だったという単純な発想で読んでみたくなった本でした。小学校の用務員だった大島吾郎が、用務員室で子どもたちに勉強を教えていて、その教え方はよくわかると評判でした。その中の児童の一人だった、蕗子の母親千明に誘われて、ともに学習塾を立ち上げ、後に千明と結婚し、家族となり、昭和から平成時代の塾業界を舞台に、三世代に渡って教育に身を捧げていく大島一家のお話です。最後のほうで、「教育はこどもをコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされない力を授けるためにあるんだ。」という言葉や「常に何かが欠けている三日月。教育も自分と同様、そのようなものであるかもしれない。欠けている自覚があればこそ、人は満ちようと研鑽を積むのかもしれない。」という言葉がとても印象に残りました。公教育を太陽とすると塾業界は月、ともに相乗効果を及ぼしながらも、教育の本質や真実を再認識できた本でした。本の帯に朝ドラでやってほしいと記載されていましたが、三世代に渡る壮大なお話なので、朝ドラ向きの小説かもしれないなあと思いました。
大型書店でこの本を見かけ、本の帯に、「昭和36年。塾講師たちの熱い物語が始まる。」という文章に気を取られ購入した本でした。2017年の本屋大賞のノミネート作品でもあります。著者の小説は数冊読んだことがありますが、この小説は467ページにも及ぶ長編の小説です。昭和36年は自分が生まれた年だったという単純な発想で読んでみたくなった本でした。小学校の用務員だった大島吾郎が、用務員室で子どもたちに勉強を教えていて、その教え方はよくわかると評判でした。その中の児童の一人だった、蕗子の母親千明に誘われて、ともに学習塾を立ち上げ、後に千明と結婚し、家族となり、昭和から平成時代の塾業界を舞台に、三世代に渡って教育に身を捧げていく大島一家のお話です。最後のほうで、「教育はこどもをコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされない力を授けるためにあるんだ。」という言葉や「常に何かが欠けている三日月。教育も自分と同様、そのようなものであるかもしれない。欠けている自覚があればこそ、人は満ちようと研鑽を積むのかもしれない。」という言葉がとても印象に残りました。公教育を太陽とすると塾業界は月、ともに相乗効果を及ぼしながらも、教育の本質や真実を再認識できた本でした。本の帯に朝ドラでやってほしいと記載されていましたが、三世代に渡る壮大なお話なので、朝ドラ向きの小説かもしれないなあと思いました。
昨日の朝、出勤途中、JR環状線が新今宮駅で発生した人身事故の影響で非常に遅延していました。自宅の最寄り駅に入ってきた電車は車庫から来た電車のようでがらがらでしたが、駅で約15分ほど時間調整のため、止まっていました。次の駅でも10分ほど待ち、途中の駅でも数分待ち、職場の最寄り駅に到着したのは本来の到着時間よりは30分ほど遅い時間でした。駅でもらった延着証明はなんと2時間のものしか配布されていませんでした。2時間の延着証明をもらったのは初めてのことでした。このままま職場に向かっても延滞になるので急がずに職場まで向かいました。この日は、大阪の私立高校の入試の日で、車内には受験する中学生たちがたくさん乗っていました。こんな日に受験なんてちょっと大変だったかもしれないですね。自宅を出たときは全く遅れているとは知らずに出てしまっていたので、つくづく携帯をもっていないと不便だということを実感しました。いつも定刻どおりに動いてくれているのでそれにも感謝しないといけないということを実感した日でした。振替輸送もしていたので地下鉄で出勤したほうがよかったかなあ。でも、地下鉄は最近よく線路から発煙しているし、振替輸送中のときは混雑しているから座れないだろうし、どちらがよかったかはよくわからないですね。昨日の大阪市内は雪が降りませんでした。
昨日、スーパーで1本100円の花を買い、我が家の台所に飾っています。チューリップ、スイトピー、ストックの3本です。我が家の台所はちょっとだけ春気分です。