これが私の生きる道

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横山秀夫「震度0」を読んで

2005年10月31日 18時46分13秒 | 読書
 ページ数は300ページほどありましたけど
字が大きいので2日で読めました。
基本的に横山さんは短編のほうが面白いと思っていますけど
この作品は長編でも面白かったです。

 毎度毎度の警察内部のゴタゴタが書かれていますが
こういうのありそうで本当はそうはないんだろうなみたいな話です。
出てくる人たちもあぁこういう人いそうだなと一瞬思いますけど
ここまで類型的にわかりやすい人はいないだろうなぁと
思いました。

 ドラマではこういう向きの話や人物像は好まれるので
早晩どこかの局でドラマ化、もしくは映画化されるでしょうけど
個人的には2時間ドラマのほうが収まりはいいと思います。

 この時期になると「このミステリーはすごい」の発売が近く
この作品もたぶん上位にランクインされることでしょう。
発売されたら立ち読みしよう、と。
    

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