たぶん自分は聞き上手な方だと思います。でも巷で言われてるいい意味での聞き上手ではなく
話し下手が故の、苦肉の策による聞き上手です。
会話をしていてたびたび、他の人は自分ほどには
相手の話をちょんと聞いていない（フリも含めて）なぁって
感じることがあります。
例えば、床屋で主人が色々話しかけるのでそれなりに返していて
途中、話が途切れたのでこちらから話題をふると
さっきまでの話の勢いはどこへやら
素っ気無い返事をされることがままあります。
それがこの床屋の主人だけではなく
高校の友達とかでもそういう時がよくありました。
自分で言うのも何ですが、話す内容が
空気を読んでいないわけではないと思うんです。
でも何か会話がそれっきりになったりして
そういう時、自分みたいな人がいたら居たたまれなくなって
何とかつなごうとするのになぁって思うのです。
昔はそれほど感じなかったのですが
人は本当に「聞くこと」より「しゃべること」が好きなんだなって。
だからそれなりに返してしまう自分はそういう人の標的になることが
多いんです。
興味のある話題でも一方的にガンガン話されると
たまに面倒だなぁって思うことがあります。
自分のことを優しい人間だと思ったことも思われたこともありませんが
こういうときはもしかしたら自分は優しい人間なのかもって
勘違いしそうになるほどです。
でも不思議と付き合った彼女の話はあまり聞かなくなります。
外での反動なのか、これが本性なのか分かりませんが
自分から話すことが多くなります。
自分的にはこれは彼女に心を許している証拠だといいように解釈していましたが
たぶん相手はそう思ってなかっただろうなぁと
いまさらになって反省しています。
