これが私の生きる道

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愛すべき「サザエさん」へ・・・

2006年03月26日 19時41分52秒 | 芸能・テレビ
 ここ1ヶ月、日曜の夕方には「サザエさん」を見ています。
昔は当然のように見ていましたが、ここ数年はほとんど見てなくて
たまには見ようかなとチャンネルを合わせたら最後
毎週見ないといられずになりました。

 月並みかもしれませんが遠い日になくしてしまった何かを
思い出させてくれます。
こんなにブランクがあるのにもかかわらず
全く変わらずに突き放さずに迎え入れてくれました。
 現在のテレビ業界じゃすぐにリニューアルしてしまい
せっかくいいと思っていても良さが消えてしまう番組が多いのをしり目に
いい意味でのマンネリ感が
明日から仕事だという憂鬱さを吹き飛ばしてくれます。

 同じ日曜夕方の長寿番組、笑点もたまに見るといいものですけど
こん平さんや円楽さんがいなかったりと
「サザエさん」ほどの安定性がみられず
毎週見るのはきつい所です。

 たぶん自分が小学生の頃に見ていた頃に比べてみたら
画像の質とかも良くなっているのかもしれませんが
そういうことを感じさせない所がすごい所です。
 声優もカツオやワカメ、ノリスケなど何人か交代していますけど
ドラえもんと違っていっぺんに変えたりしなかったので
それほど違和感を感じないのもよかったのではないでしょうか。

 それと未だに30分の中に3話の話をつめこんでいるのはあっぱれです。
普通これだけ続ければ15分の話を2話にしたくなりそうなものなのに
頑なまでのこの姿勢にはただ恐れ入ります。

 絶えず変化を求められる時代だからこそ、
不変なものを欲する心がどこかにあって
「サザエさん」はそれに上手く呼応しているような気がします。
もしかしたらそういうものの最後の砦なのかもしれないと思うと
あの世の長谷川町子先生には感謝してもしたりません。

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