これが私の生きる道

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モスクワ放送交響楽団@サントリーホール

2009年06月04日 12時07分39秒 | 音楽
昨日、クラシックコンサートに行ってきました。
朝起きたら案の定、身体がだるくてのども調子よくありませんでした。
とりあえずルルを飲んで昼間はできるだけ横になっていました。
体温を測ると37.0℃しかなかったのでとりあえず高熱が出てなくて
起きると案外平気でした。

会場のサントリーホールに入るとつかの間のブルジョワ気分が味わえます。
多少高尚な自分になれた気になれます。
のどが依然としていがらぽかったので演奏中にせきとかしないか心配でした。
なので飴を持っていって舐めるようにしました。

海外のオケの演奏を聴くのは2回目です。
日本のオケと全然違う、と言いたいところですが
イマイチどこが違うのか分かりません。
こういうのってイメージが大切ですから。
でも排気量の違いみたいな潜在的な余裕が感じられるは確かです。
コントラバス奏者がシャラポワよりも美形でスタイルもよく
それもさすがだなぁと思いました。

1曲目は予定になかった曲で、指揮者のリクエストで演奏することになったそうです。
このサービス精神は偉いです。
まぁ一番高い席は15000円もするから当たり前なのかもしれませんけど。

2曲目は「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」で、比較的よく演奏される曲です。
ピアニストの河村尚子はパンフレットのジャケ写とイメージが違ったので
本当にこの人?と戸惑いました。
演奏中、何かが憑依したような演奏ぶりで集中しているのが分かりましたが
自分の席からは鍵盤をひくところが見えなかったのが残念でした。
あんなに早く譜面通り弾けるのが不思議でしょうがありません、
あれだけ自由に弾けたら楽しくてしょうがないでしょう。

3曲目は「チャイコフスキー 交響曲第5番」で今日の目玉です。
一番好きな部分は第2楽章のラスト付近なんですけど
自分が好きなテンポよりちょっと遅くて
ちょうど速球を待っているのにスローボールが来ちゃったみたいな感じで
乗り切れなくてがっかりでした。
逆に第4楽章は早いテンポで今まで聴いた中でも一番の演奏だったので
余計に悔やまれます。

アンコール1曲目は2時間ドラマで犯人が告白するシーンで流れるような
切ない曲で、これで終わりかと思ったらもう1曲演奏してくれました。
日本のオケもこういうところは見習ってもらいたいです。
今回は4000円の席でしたけどクラシックではこれが限界ですね。
今日チラシをもらって興味ある演奏会もあったけど
最低でも7000円もするしちょっと無理です。
でも半年に1回位は行きたいです。

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