これが私の生きる道

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百万円と苦虫女(ネタバレあり)

2009年06月19日 20時39分39秒 | 映画
寝ていると耳元で蚊の羽音がきこえてきて目を覚ましてしまい
まだ朝4:00でしたが眠気が襲ったこなかったので
録りためていた映画が見ることにしました。
何個か候補がありましたが音がうるさくなさそうな
「百万円と苦虫女」をセレクトしました。
WOWOWの案内にコミカルな映画と書かれていたので
軽い気持ちで見れるかと思いきやボディブローのように効いてくる
ヘビーな内容でした。

一つ一つは些細なことなんですけど案外こういうことが生きていくのに障害になるもので
戦争が起きるとか宇宙人が攻めてくるとかよりも
その大変さが想像できるだけ嫌な気分になります。
蒼井さんがほとんどすっぴんに近く可愛いさを消していましたが
正直言うともっとルックス的に今いちな人がやった方が
よりリアリティが出たと思います。
でもそれでこの作品を見るかというとそんなことはなく
まぁそこらへんは大人の計算もあるので仕方ないかなぁと。

鈴子(蒼井優)が行く先々で煩わしい出来事に遭遇するたびに
別の街に移り住んでいく様は
自分も辛いことがあるとすぐ逃げたくなるので
とても共感できました。
鈴子は亮平(森山未来)と付き合い始めて初めは順調ですが
亮平が鈴子にお金を借りるようになり(百万円貯まって次の街に行くのを防ぐ為)
付き合っているのもお金目的だと勘違いして離れていくのですが
鈴子が亮平に理由を問い詰めるときに正直に言えば別れなくて済むのに、
やっぱり素直に話すことは必要だなぁと感じました。
でも良かれと思って言ったことで怒らすこともあるし
男女の仲は難しいものです。

鈴子の弟は小学校でいじめに遭っていて私立の中学校に行くことで
いじめを回避しようとするんですが
ラストの方で鈴子への手紙で、公立の中学に進みいじめっこ達と
同じ中学校に行くと告白する所はどうかなぁと感じました。
実際にその後中学に進むシーンは書かれていないのであれですが
鈴子を励ますシナリオ上そうさせられているようで可哀相でした。

邦画はあまり見ないし、特に好きな俳優が主役だったりすると
余計に見れません。
つまらなかったりしたら、ひどく不憫に思ってしまうからです。
だから前に「おせん」というドラマに出たときも
絶対自分には合わなそうと思って一回見たら案の定そうで
見るのをやめてしまいました。
Wあおい(もう片方は宮崎あおい)には舞台とCM位の露出を望んでいます。

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