これが私の生きる道

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マウストラップ

2013年03月17日 23時09分07秒 | 演劇
オンラインチケットのeプラスで
「得チケ」というお得な情報をメールで送ってくれて
一昨日それを眺めていると
「マウストラップ」という舞台が
8900円→3000円になっていて
試しに席を照会してみたら11列目の席が残っていて
勢いに任せて購入ボタンをクリックしていました。

アガサ・クリスティー原作で
何でも映画・テレビなどの映像化が許されていない作品らしく
舞台でしか見られないお話だそうです。
ミステリーは全般的に好きなので
まぁ大丈夫だろうと思っていました。

会場はブルーシアターという六本木にある劇場で
元はブルーマンシアターだったところです。
仕事の関係で前を通ることはあったのですが
中に入るのははじめてです。
HPで見る限り、豪華そうなイメージでしたが
中に入るとそれは真逆でした。

仮設で建てたもののように
トイレも台数が少なくしょぼく感じました。
会場内は椅子自体はしっかりしたものですが
前の席との間隔がせまく
ろくに足を組むことにも難儀します。
それと傾斜が緩くて
前の人の頭がちょうど目線の位置に来てしまい
ステージが見えにくいったらありゃしません。
これは完全に設計のミスだと思います。

開演前のアナウンスをキャストの夏樹陽子さんが行っていて
いつもそれを行う劇場のスタッフの人とは
一線を画すものでした。
とにかく聞き取りやすくて録音だったのでしょうが
声質が全然違います。

舞台は途中休憩を含めて3時間弱という長さで
前半は登場人物の紹介な部分が多くて
結構退屈しました。
正直、これは失敗したかなぁと後悔しかけましたが
休憩を挟んだ後半は
物語も動き、ミステリーならではの容疑者との駆け引きもあって
面白くなりました。

結末は話さないでください、と言われたのでしませんが
まぁ真犯人はあそこにいた半分以上の人が想像していたような人でした。
また2時間ドラマのようにラスト数分で
新事実がどんどん出てきて
どうなんでしょうね。
その割には結末は案外あっさりしていて
もうちょっとどんでん返しがあった方が良かったです。
そういえば三田佳子らしき人が観に来ていました。

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