これが私の生きる道

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読んでみてください!!

映画「パシフィック・リム」

2013年08月12日 18時08分50秒 | 映画
今日は映画を観に行ってきました。
普段MOVIXという映画館に観に行くことが多くて
それというのも、ここのポイントカードが5回観ると
映画1回タダ券とポップコーンがついてくるのですが
このポイントカードが近々廃止されるとのことで
大変残念に思っています。
今回はそのポイントを使っての鑑賞です。

 
あらすじ
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。
それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、
瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。
人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、
生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。
パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、
その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。


イェーガーっていうのが地球側のロボットで
人間がその中に乗り込んで戦闘するのは普通ですが
それを動かすには実際にそれを操作する人間も
同じような動作をしなければならず
身近なものだとWiiみたいなもんです。
これがそこまで高性能なわけでなく
マジンガーZとかガンダムを想像すると痛い目に遭います。

戦闘は基本的にはパンチや相手を掴んで叩きつけるといった
格闘技に近いものがあり
たまに出すビーム砲みたいなものも
出すまでにやたらと時間が掛かります。
強さは中で操縦する人の強さに比例するので
もっと戦闘力のある人を乗せればいいかもしれませんが
身体の負担の関係で
2人で操縦する必要があり、
相性みたいなものも問われるので誰でもいいわけではない設定です。

そんなわけでまるで万能感はなく
相手の怪獣の方がどう見ても強く感じます。
実際やられているシーン満載で
多くの時間で嫌~な気分になります。
オープニングの戦闘シーンで
主人公のロボットがやられて
一緒に操縦していた兄貴が怪獣に殺されてしまうんですが
結構生々しくて早くもブルーになりました。

昔からヒーロー側が倒されるシーンを見ると
精神的にダメージを受けるようで
ウルトラマンがゼットンに負ける場面も子供ながらに相当ショックでした。
あとエヴァの総集編みたいのを見て
最後の方でアスカがやられるシーンもすごい嫌でした。
なのでヒーローが悪者を倒す爽快感を期待すると
ひどい目に遭います。
結構ショッキングなんであまり子供には見せない方がいいとすら感じます。

話題になっていた芦田愛菜ちゃんの出演時間は10分程度で
セリフもなく、怪獣に追いかけられて泣いているだけです。
その代わり、菊池凜子は出演時間も長く
準主役級の扱いでした。
日本ではそんなに人気があるようには思えませんが
ハリウッドという括りの中では
間違いなく日本人女優では1,2を争う実績です。
栗山千明といいハリウッドで認められても
国内ではあまり評価されないっていうのは何なんでしょうね。

普段洋画は字幕で見ますが今回は吹き替えで見ました。
というのも人気取りの芸能人起用もほとんどなく
(ただ一人ケンドー・コバヤシは例外です)
菊池凜子は林原めぐみが行っています。
その不愉快感はありませんでした。

どうしたって最後はあんなに上手くいかないだろうとか
細かいこと言ったらおかしいところはたくさんありますが
そんなことよりとにかくこの映像と音響の迫力を体感する為の映画とすれば
これほど楽しめる作品もなく
眠気も吹っ飛びます。
なので映画館で見ないとこの魅力の10分の1も味わえないと思います。
3Dだったら更に迫力はあると思いますが
体力と精神力がないとダウンしてしまうかもしれません。
ロックコンサートを観に行くつもりで行きましょう。

サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE2013「灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!」

2013年08月12日 11時39分16秒 | 音楽
35周年で復活というのは、
今にして思えばオッズでいえば2倍もいかない位のタイミングであるわけですが
この知りたくもないことまで漏れつたわってくる現代で
当日まで何の情報も入ってこなかったので
何もないのかと諦めていた矢先の発表で
知ったときは思わず「おぉ~」と
叫んでしまったものです。

今回は5年前と違い日産スタジアムだけでなく5会場の開催となり
楽にチケットが取れるだろうと心配していませんでしたが
FCはともかく一般では入手するのが相当困難だったらしく
改めてこのグループの潜在能力を
表す形になりました。

転売対策の為、本人確認が必要なシステムで
スタジアムクラスではあまり経験がない為、
どうなるのか心配でしたが
その不安は的中し、開演時間が大幅に遅れることになりました。
あまりの猛暑で早く入場すると特にアリーナだと
日向にずっとさらされるわけで
それを避ける為に開演間際に入場しようという人が多かったせいも
あるかもしれませんが
入場する箇所が少なすぎるかなぁってことです。

西と東ゲートのみだったのでそこに人が集中してしまい
ちょうど車が渋滞してしまうメカニズムのように
進みづらくなってしまったようで
北と南も開放して分散させれば
そこまでにはならなかったように思います。
そんなこんなで50分ほど遅れて開演しましたが、
2日目のセトリを見る限り、
曲カットはなかったので良かったです。

席は何とかアリーナに引っかかって
Gエリアのほぼ真ん中らへんでした。
もちろん肉眼では顔の判別はできない距離でしたが
そこまで失望するほどではなかったです。
これは人それぞれでしょうが
やっぱり後ろでもアリーナというのは
一応の価値はあります。

オープニングで5人が登場し
「スーパーバンド! SMAP」というコボケが入って
何が来るか話題になっていた1曲目は
「海」というどちらかというとバラードに近いナンバーでした。
別に悪いとは思いませんでしたが
2日目が「Ya Ya(あの時代を忘れない)」だったので
そちらの方がベタですがそれっぽいなぁとは思いました。

3曲目に「勝手にシンドバッド」がきて(この曲順では)早すぎるって
感想を見ますが、元からこの位置でも演奏することはあったし
MC前に一盛り上がるつくるには打ってつけかと自分は好意的です。
それよりもこの曲のときに
なぜか涙がこみ上げそうになって
さすがに流すまではいきませんでしたが
これは自分でも意外でした。
間違いなくサザンの中では一番聴いている内の1曲だし
思い入れも強いのですが
典型的な盛り上げ系の曲調で
掛け声さえある曲なのに。

この後のMCで桑田さんが着席を促すことがあって
これもサザンらしくない、って否定的なことをいう人がいますが
お客さんも40~50歳代が中心で
真夏の野外の3時間スタンディングはさすがに辛いですよ。
かといってアリーナだと前の人が立っていると視界の関係で座れないし
あの一言でバラード曲ではほとんどの人が座りやすくなったし
これからの形としていいでしょう。

ここからしばらくはおとなし目の曲が続くのですが
割とオーソドックスなものが多かったかなぁっていう印象です。
ライトファンはあまり知らないけど
昔からのファンには結構良く聴く曲で
個人的にはもっとレア方向でも良かったかなぁって思います。
その中でも「ラチエン通りのシスター」と「慕情」は
意外で好きな曲なんで嬉しかったです。

中盤以降は盛り上がり曲の目白押しで
「涙の海で抱かれたい ~SEA OF LOVE~」なんかは
10年前に演奏したきり、ライブでは聴いていなかったので
良かったです。
演出面では大量の風船が2回打ち上げられて
風にのって空に流れていくそれが幻想的で綺麗でした。
銀テープ発射も1回あって、火柱演出もありました。
恒例の放水もありましたが
もちろん前の方しか掛からないので
もっと場内にまき散らすっていうのは難しいんですかね。

後半で復活シングル「ピースとハイライト」の登場で
正直Mステではじめて聴いたときは
そこまでガツーンとくることはなくて
むしろ「栄光の男」の方がいいかなぁって感じでしたが
さすがライブで聴くと丸っきりイメージが変わって
こんなカッコいい曲なんだって。
曲順は前後しますが「Bye Bye My Love」の映像で
受精シーンがあってこの曲ってこんなテーマあったかなぁって不思議でした。

ツアータイトルにある「マンピーのGスポット」は
本編最後の演奏で
男性器と女性器を模したお神輿が両サイドから現れて
最後にステージ中央でそれが結合するかと思ったんですが
それはさすがに問題があったのか近づくだけで終わってしまい
ちょっと締まりがなかったので
あれはテレビ放送以外はやっちゃって良かったかなぁって思いました。
テレビ放送といえば宮城公演はWOWOWで生放送するそうです。

時間が押していたせいかアンコールは結構すぐ始まり
2曲目の「HOTEL PACIFIC」では普段ダンサーさんたちは
白いコスチュームなんですが
AKBの扮装をしていて途中のダンスにも
「フライングゲット」を取り入れていて楽しかったです。
ただ5年のブランクのせいかサビの振り付けをほとんど忘れていて
上手く踊れなかったのが無念でした。

3曲目が「いとしのエリー」で
5人がスクリーンに映し出された瞬間に
「勝手にシンドバット」のときは堪えられた涙腺が
とうとう決壊してしまいました。
ここに戻ってきてくれて本当にありがとう、って
心から思いました。
現実的にもう何十回もサザンのライブを見ることはないだろうし
ここで歌った何曲かはもう生では一生聴けない曲も必ずあるわけで
そういうことを含めて
これからも1本1本噛みしめるように
このときを楽しまなければなりません。

バラード系の曲で最後〆ることが多いんですが
「希望の轍」で盛り上がったまま終わったのも
何かの意図があったのかなかったのか、
約3時間超のライブはここで終了しました。
60歳近くの年齢でその暑さの中、
30曲以上もほぼ出ずっぱりで熱唱するっていうのは
想像する以上に大変なことだし
しかも2日連続でする、って
これを遂行するのはもうモチベーションの問題ですよね。

ツアータイトルに「SUPER SUMMER LIVE2013」ってあるっていうことは
「SUPER WINTER LIVE2013」があるんじゃないかって
期待してしまうわけで
横浜アリーナの年越しライブは90%以上確実だとは思うんですが
こちらも激戦になりそうで
そのことを考えると早くもワクワクとドキドキが交錯してきます。
とにかくみなさん、体調を崩さないように
ツアーを続けていってもらいたいです。

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