これが私の生きる道

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「じゃじゃ馬ならし」

2014年11月23日 22時14分31秒 | 演劇
今まで録画していた「リーガル・ハイ」を観ていました。
安定の面白さですね。
でも後半の見せ場の部分で地震速報が何回も出て
興ざめでした。
このテロップ出すの個々人の選択制にしてくれませんかね、
本当邪魔で仕方ありません。
これが流れていなくて結果逃げ遅れたことがあっても
このドラマみたいに絶対訴えたりしませんから
考えてくれないかなぁ。

それはさておき、「じゃじゃ馬ならし」という舞台を観に行ってきました。
劇場は「あうるすぽっと」という池袋にある劇場で
別名「豊島区立舞台芸術交流センター」というらしいです。
サンシャインからほど近くで、少し駅から歩きまして
はじめて訪れました。

座席の幅が狭く、椅子の座り心地も決してよくありません。
それにも増して傾斜が低いので
前の人の座高が多少高いとかなり視界を遮られます。
また口では説明しづらいのですが、
ステージに雰囲気が感じられなくて
舞台向きの施設には感じられませんでした。
駅近に東京芸術劇場という立派な劇場があるので
余計にここの存在価値がどこにあるのかよく分かりませんでした。

ストーリーは同名のシェークスピアの戯曲を下敷きにして
毛皮族の江本さんが演出しています。
様々な媒体で今回のお芝居について
インタビューされた記事があって
それを読んでいたもので多少ハードルを上げ気味での鑑賞でした。
そのハードルに足を引っ掛けて、
怪我してしまった、そんな感じです。

久しぶりに、早く終わらないかなぁ~って感じてしまうほど
つまらなかったです。
原題があるから仕方ないのか、それには関係なくつまらないのかは分かりませんが、
これはちょっとね。
話の筋が通っていないとか、登場人物に共感できないとか
そんなのはなくても構わないんだけど
心を揺さぶられるものがなくて
どうにものれませんでした。

主役は鳥居みゆきで期待していたんですが
彼女の良さが出ていたとも思えず
テレビで見る突飛な演技を求めていたわけではないんですが
登場人物中では一番まともな人物のように思えて
ここに配役する意味って果たしてあるのかなぁと。
佐久間さんの役と交換した方が合っていたと思いました。

後ろの方で結構長い間、軽いいびきをかいているオヤジがいて
普段だったらビンタしたくなるところですが
今日に限ってはそれも仕方ないかなぁと
怒りも大してわいてきませんでした。
これならストーリーが全く分からないようなハチャメチャな方が
後で色々考えられていいかもしれないと
そんなことすら考えさせる何とも言えない作品でした。

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